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2023.06
徳川家康が名付けた東海道名物
静岡浅間神社と安倍川もち

静岡浅間神社は『どうする家康』でも
注目を浴びる駿河の大社


「おせんげんさま」と親しまれ、古代より静岡の総氏神さま、駿河の大社として崇敬されているのが静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)。

鎌倉時代から歴代幕府や武将の崇敬を受け、現在の社殿は文化元年(1804年)から60年をかけて徳川幕府が総力をあげて造営しました。総漆塗りの豪奢な社殿群は平成の大改修が行われており、重要文化財に指定されている26棟のうち本殿などの改修が完了。造営当時をしのばせる極彩色が見られるようになっています。


二層部分に「當國總社・富士新宮」の扁額が揚げられている楼門。

人生の3分の1を静岡で過ごした家康公とのゆかりも深く、家康公の元服式が行われてから徳川家では特に大切な神社として崇敬され、徳川幕府の祈願所にも定められていました。
現在、境内には家康公ゆかりの地として『どうする家康』大河ドラマ館が開設中。開設期間中は毎日社殿群の無料ガイドも行われています。


大拝殿は、高さ25m。殿内132畳。華やかな意匠にも圧倒される巨大な建築物です。

家康公も安倍川もちのおいしさに感嘆!


大河ドラマ館のおみやげ処では、その他の静岡名物と並び家康公と御縁がある安倍川もちを販売中。
安倍川もちは、静岡が東海道五十三次の府中宿と呼ばれた時代から、名物番付の上位に据えられていた静岡を代表する銘菓です。実は、名付け親は家康公御本人。金山の見聞に出向いた家康公がきな粉をまぶした餅を献上され、そのおいしさに感嘆し安倍川もちと名付けたと伝えられています。


東海道五十三次の浮世絵には「あべ川もち」の看板が描かれています。

大河ドラマ館で手に入る安倍川もちは、老舗メーカーのひとつ「やまだいち」の商品。『東海道中膝栗毛』の主人公のひとり「喜多八」が描かれた包装紙がおなじみですが、現在は家康公が描かれたバージョンが大河ドラマ館で販売されています。
「やまだいち」の安倍川もちは、柔らかなのにこしのあるもちもち食感。このもちもち感を出すために、契約栽培で仕入れる佐賀産の餅米を使い、より生の餅に近づけるようこだわっているそうです。
安倍川もちの元祖といわれる亀屋の当主からも「後継者と思ってがんばってくれたまえ」と声がかかったといわれる「やまだいち」の安倍川もち。静岡浅間神社の参拝土産にいかがですか?


大河ドラマ館で販売中の家康公バージョンのパッケージがこちら。