標高341mの太平山は、関東平野を一望する観光地。 山内の中心となっているのが、太平山神社(おおひらやまじんじゃ) です。 社伝による創建は、天長4年(827年)。慈覚大師(円仁)により神仏を祀る山として開かれ、一時期は80あまりもの摂末社、寺院が遷座・建立され宗教の一大聖地として栄えました。 御祭神は、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)。 さらに、交通安全の神さま猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀る交通安全神社や、金運守護の神さま蛇神社など、たくさんの摂末社に霊験あらたかな多くの神々をお祀りしています。
太平山三大名物は、玉子焼きと焼き鳥、団子。
これらの名物が生まれたのは、ニワトリと穀物が太平山へ多く奉納されたことに由来します。
夜鳴くニワトリが災いを招く不吉なものとして太平山に奉納する風習があったことから玉子焼きと焼き鳥が、五穀豊穣を願って米が奉納されたことから太平だんごが生まれました。
太平山・錦着山エリアの茶店の定番メニューで、地元の人は、「いずみ家がいい」「いや、もみじ庵でしょ」なんて感じで、お気に入りの店を持っていたりします。
店によっては、手打ちそばや唐揚げという新たな名物があることもあったり、景色も楽しめたりとそれぞれに魅力的。
好きな茶店を見つけて、三大名物を楽しんでみてください。