2011.09 深まる秋を知らせるキンモクセイの香り
お散歩日和にキンモクセイ探し
カラリとした秋の日は、キンモクセイを探すお散歩日和。ふわふわと漂う甘い香りをたどっていくと、淡いオレンジ色の花をつけたキンモクセイに出会えます。 すっかり秋になったなと感じる、9月の下旬から10月上旬頃がキンモクセイの最盛期。開花時期は短く数日から1週間ほどで散ってしまいます。 1度散り、再び花をつけるという2段階の開花になることが多いようなので、1度目を見逃してもあきらめずに再チャレンジを狙ってみましょう。
クリーム色の花をつけるウスギモクセイ 三嶋大社のキンモクセイは、国内最大級の巨木。
2里先まで香りを飛ばす、 樹齢千年のキンモクセイ
キンモクセイの香りを存分に楽しめる銘木が、静岡県の三嶋大社(みしまたいしゃ)にあります。キンモクセイとしては唯一の国の天然記念物で、樹齢は1200年を超えると推定されています。キンモクセイはさほど高さのない木というイメージがありますが、こちらの木は見上げるほどの大木。花の香りが2里(約8km)先まで届いたという言い伝えも残っています。 三嶋大社のキンモクセイの学名はウスギモクセイ。ふつうのキンモクセイよりもうすいクリーム色の花をつけます。開花時期も少し早いことが多いので、訪れるときは公式ホームページの開花情報をチェックしましょう。 開花にあわせて、樹霊を和ませ、その香りを愛でる「金木犀の夕」(2011年度日時未定)も開催されます。
キンモクセイが咲く神社
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