2009.12 ヤマトナデシコ気分で楽しむ椿のお花見
寒い季節に凛と咲く。 冬晴れに似合う伝統の花
「寒くて外にでたくな〜い!」と、冬は閉じこもりがちな毎日を送っている人は、実はちょっぴり損をしているかも!?その理由は、椿。椿は300種を超える品種があるため、開花時期が長いのが特徴ですが、冬の寒さに澄み渡る空気の中に咲く椿の姿は格別!西洋の花の派手な印象に比べると、日本人の心にマッチするシックさがあります。たおやかな中にも凛とした美しさがあり、日本の美を再認識させてくれるでしょう。椿の歴史は長く、室町時代には観賞用に椿を植える習慣があったそう。その後、江戸時代に花好きの将軍・徳川秀忠が椿を愛でたことから、公家、武士はもとより、町人にも椿ブームが巻き起こり観賞用椿の地位は不動のものとなりました。茶道でも冬のお点前に椿の花はつきもの。冬場の茶席の花は椿一色になるため「茶花の女王」とも呼ばれています。
椿は長生き?歴史ある神社こそ 椿観賞のベストスポット
日本文化と切っても切れない椿なだけに、神社のお庭にも、もちろん咲いています!
樹齢200年を超える紅椿がある京都の平岡八幡宮や50種300本の椿が境内に植えられている同じく京都の梅宮大社、椿の森があり「椿大社」とも呼ばれる岐阜の南宮大社などなど、長い歴史のなかで土地に根付いてきた神社だけに、椿のお花見も見応えあり。お参りがてら訪れてヤマトナデシコの気分で椿観賞を楽しめば、冬の出不精も解消されて一石二鳥ならぬ一石三鳥。冬のおでかけを、ぜひ楽しんでみてください。
椿のお花見ができる神社
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