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特集 vol.248
恋活ガールズ必見!
縁結び神社の効果バツグン
お守り&縁起物〜関東編
「結ばれました」の声多数!バレンタイン目前の今こそ受けたいお守り・縁起物を特集します。

【埼玉・川越市/川越氷川神社】
生涯の伴侶に出会う日まで大切にしたい
「縁結び玉」


小江戸と呼ばれ、趣のある蔵造りの街並みが続く川越。この地で昔から「夫婦円満・縁結びの神さま」として信仰されてきた神社があります。約1500年前に創建された、川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)です。
「夫婦円満・縁結び」の御神徳は、御祭神に二組の夫婦の神さまが含まれていることから。主祭神の素盞鳴尊(すさのおのみこと)、その妃の奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、2柱の両親、脚摩乳命(あしなづちのみこと)と 手摩乳命(てなづちのみこと)、2柱の御子孫とも子ともいわれる大己貴命(おおなむちのみこと)の5柱が祀られています。大己貴命は、出雲大社(いずもたいしゃ)の縁結びの神さまとしても知られています。


川越は池袋から30分と都心に近い観光地。小江戸情緒満点の「蔵造りの街並み」を抜け、1個目の信号を右折した先が川越氷川神社です。

良縁を求める女性たちに人気なのが「縁結び玉」。「境内の玉砂利を持ち帰ると良縁に恵まれる」という言い伝えにちなみ、本殿前の玉砂利を巫女さんが一つずつ拾って麻の網に包み、神職がお祓いしたものです。
頒布は毎朝20体限定。多くの人が受けにくるため、神社では朝6時ごろから整理券を配布し、8時から授与されているそうです。平日でも7時から8時には、整理券が無くなってしまうそうなので、早起きして参拝するのがおすすめです。整理券をいただいたあとは、朝の川越の街を散策してみてはいかがでしょうか?


巫女さんが手作業で包まれている「縁結び玉」。良縁を授かり、「縁結び玉」お返しすると代わりに「結い紐のもと」という特別な御守をいただけます。

2019年12月には、こんなステキなフォトスポット「赤い糸ベンチ」ができました。この赤い糸のイラストは、神社の絵馬を描いている大塚いちおさんが奉納されたものだそう。

【東京・港区/出雲大社東京分祠】
出雲大社で人気の縁起物を六本木で!


縁結びの神さまといえば出雲大社(いずもおおやしろ)に祀られている、大国さまこと大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。その御分霊を祀っている神社が、東京の六本木にあるのをご存じでしょうか?
出雲大社東京分祠(いずもおおやしろとうきょうぶんし)は、明治11年(1878年)出雲大社八十代宮司が、神田神社社務所内に東京出張所を設けたのが始まり。のちに御分霊を祀り現在地に移転しました。


六本木ヒルズから六本木通りを挟んで北側。細い路地の途中に位置しています。

こちらで縁結びを願う女性たちに人気なのが「縁むすびの糸」。島根の出雲大社でも授与されているもので、身につければ良縁を授かると話題になっています。
同封されている説明書きには「この糸をあなたの身近い衣服等に御使用なされ、更にあなたのお知合いのご縁としてお分けください」とあります。出雲大社東京分祠の方に伺ってみると「使い方はどんな形でもかまいません。身につけると良いので、こよりにしてミサンガ風にしたり、スマホのストラップにしたりとご自分でアレンジされている方もいらっしゃいますよ」と教えていただきました。
ハンドメイド好きなら使い方を考えるのも楽しそう。もちろん、いつも使っているバッグやポーチに縫い込んでもOKです。


紅白の糸が入った「縁むすびの糸」。お目当ての相手のプレゼントに縫い込んで渡すという人も。

【神奈川・鎌倉市/葛原岡神社】
人気上昇中!お守りを受けてご縁(5円)を結ぼう


近年恋活ガールズの注目を集めているのが鎌倉の葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)。御祭神は、後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基(ひのとしもと)卿で、もともとは開運の神さま、文章博士として優れた能力を発揮したことから学問の神さまとして全国から崇敬を集めてきた神社です。


鎌倉の街を一望する源氏山公園に位置しています。北鎌倉からハイキングコースを通り参拝するのもおすすめ。徒歩30分ほどの距離です。

恋愛成就の御神徳は、境内にある「縁結び石」から。男石・女石と名付けられた二つの石からなり、御祭神は良縁の神さま大黒さま。御神体の大黒さまの木像は、二宮尊徳邸内の楠木で作られた由緒あるものです。平成22年(2010年)に御霊を男石・女石にお迎えして縁結び石としてお祀りされました。


右が男石、左が女石。恋愛対象の石に社務所でいただく5円玉を結びつけます。

縁結び石には、赤い紐で結ばれた5円玉がびっしりと下がっています。縁結びのお守りを受けると、5円玉と紐をいただけ、それを石に結ぶと良縁がかなうといわれています。一般的に女性は男石に、男性は女石に結び、そのほかのご縁を受けたい方は真ん中に結ぶとよいのだとか。
神職の方に話しを伺うと、「結婚できました」「子どもができました」など、お礼参りに訪れる方がかなり増えているそうです。


鎌倉の海岸で採れた桜貝をお守りに仕立てた「さくら貝御守」。このほかにも良縁祈願のお守り2種が授与されています。

お礼参りの際は、社務所で「おりがみさま」をいただき、折り鶴を折ってこちらのボックスへ。取材時もたくさんの折り鶴が入っていました。