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特集 vol.243
外国人がひそかに絶賛!
NIPPONらしさを満喫できる
神社5選〜東日本編
世界最大の閲覧数を誇るトリップアドバイザーの口コミを参考に、外国人に人気の神社を厳選。わたしたち日本人も知らなかった魅力を再発見しましょう。

【北海道・札幌市/北海道神宮】
静かな雪景色がフォトジェニック!


札幌中心街からすぐの場所にありながら、取り囲む自然は豊かで雄大。隣接する円山公園は、天然記念物の原始林が広がり、リスや野鳥の観察もできるほど。雪化粧した様子は「とても静かでビューティフル!」と賞賛を浴びています。
北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)は、北海道の総鎮守。明治2年(1869年)、明治天皇の詔により大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおむなちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の開拓三神を祀るようになったのがはじまりです。
最近では、くぐる鳥居により御利益が変わるとのウワサも。第二鳥居は縁切り、第三鳥居は金運の御神徳があるとか。タクシーで訪れると、第二鳥居前で降ろされることが多いので、気にされるカップルや夫婦はご注意を。時間差で鳥居をくぐるとよいそうです。


円山公園を抜けて入る公園鳥居からのアクセスもおすすめ。

【群馬・高崎市/榛名神社】
外国人もパワーを実感!
群馬が誇る最強スピリチュアルスポット


1400年余の歴史を持つ榛名神社(はるなじんじゃ)は、延喜式神名帳に記載されている格式の高い神社です。編集部でも取材に行き、巨岩が続く参道や渓谷に大感激しました。
日本ではパワースポットとして知られていますが、トリップアドバイザーの口コミでも「今まで行ったスピリチュアルスポットの中で最も美しい場所のひとつ。元気になって戻ってきた気がします」なんてコメントも。ダイナミックな渓谷美と趣のある社殿は必見です。


鳥居の先から神社までは500mほどの距離。渓谷沿いに清々しい参道が続いています。

【神奈川・藤沢市/江島神社】
感激コメント多数!島内巡りで聖地巡礼


関東エリアの神社で特に熱いコメントが集まっていたのが、江島神社(えのしまじんじゃ)。英語の口コミには、「Beautiful」や「Excellent」「Interesting」「Nice」なんて単語がずらっと並んでいます。編集部のスタッフも大好きな神社で、何度も参拝しているほど。江島神社の良さは、島内にいくつものお宮や遺構があり、巡るあいだに角度を変えて何度も海を臨む絶景が見られることでしょう。また、レトロな趣の店も多く、対岸の近代的な雰囲気とは違う雰囲気にどっぷり浸かれるのも魅力です。
平日でも入口そばの参道などは大変混雑するため、なるべく午前中の早い時間から訪れて、ゆっくり島内を巡るのがおすすめです。


江島神社には三つのお宮があり、島の入口のもっともそばにあるのが写真の辺津宮です。

【長野・長野市/戸隠神社】
奥宮参道を歩くのは冬がおすすめ!?


天岩戸伝説が伝わる戸隠神社(とがくしじんじゃ)は、2000年の歴史を誇る日本屈指の古社。奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の5社からなる神社です。
5社のうち、特に多くの口コミが集まっていたのは最深部にある奥社。駐車場やバス停のある神社入り口から約2km、片道40分はかかる参道の先に社殿があります。アクセスはハードルが高いものの、その参道が多くの人を惹きつけているようです。
奥社への長いアプローチのハイライトは、樹齢400年を超えるクマスギの並木。苔むす巨樹の道は日本人はもちろん、外国人観光客も感動するようで「息をのむほど美しい」「空気は新鮮で森は静かで美しい」というコメントが。雪の参道を歩いている猛者も多く、より静かで静謐な空気を楽しんでいるようです。


戸隠神社のおすすめは、五社巡り。古道を通るルートもありハイキングが楽しめます。

【静岡・富士宮市/富士山本宮浅間大社】
朱色の社殿に池にかかる太鼓橋など
日本の美が凝縮


富士宮市の街中にある富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、全国に1300社余りある浅間神社の総本社。徳川家康寄進の社殿は華やかで、美女とされる御祭神、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を思わせるものがあります。
外国人観光客を魅了しているのは、写真映えする美しい景観。境内から見える富士山や朱色の社殿、富士山の雪解け水が湧出する湧玉池、そして春限定で見られる社殿と桜のコラボレーションなど、すべてがフォトジェニックです。「写真を撮るのに30分以上かかりました」「写真家にとって夢のような場所」と絶賛のコメントが寄せられていました。


桜の神さまともされる木花之佐久夜毘売命を祀る富士山本宮浅間大社。晴れた日の掲載の美しさは格別です。