1. 【京都・京都市上京区/北野天満宮】
学問の神さまに見守られ、紅葉の名所で記念撮影
2. 【京都・京都市上京区/護王神社】
保育関係者からも人気の子育て明神
3. 【大阪・泉佐野市/日根神社】
4人の子宝に恵まれた夫婦の神さま
4. 【兵庫・神戸市中央区/湊川神社】
武者や舞妓に変身してなりきり記念撮影
5. 【兵庫・神戸市須磨区/綱敷天満宮】
家族でのお参りならウェルカムベビーの神社へ
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は、知恵の神さま菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を御祭神とする全国天満宮の総本社。天神信仰発祥の社として崇敬されています。
秋には紅葉の名所「史跡御土居のもみじ苑」が一般公開されます。七五三のご祈祷を受けると入苑料が半額になるので、ぜひお見逃しなく。朱塗りの太鼓橋「鶯橋」で記念撮影すれば、趣のある写真が撮れることうけあいです。
装道きもの学院のご奉仕のある日なら子どもの着くずれを直してもらえるうれしい特典も。
貸衣装で写真撮影をしたいときは、幸梅会の七五三プランがおすすめ。写真は境内のフォトスポットを知り尽くしたカメラマンが撮影。着物が苦手な子どもでもできるだけ楽に過ごせるように着付けてくれます。
京都御所の西側に鎮座する護王神社(ごおうじんじゃ)は子育て明神として仰がれています。御祭神は、皇位を狙う道教の野望を砕いた和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)」とその姉和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)。姉の広虫姫は、災害や戦乱で孤児となった子どもたちを引き取って育てたのだそうです。藤原仲麻呂の乱の際に引き取った子どもの数はなんと83人! 広虫姫の人生は波瀾万丈。慈悲深さと利発さで天皇からも篤い信頼を得ていましたが、道鏡事件の影響で弟とともに流罪になるという憂き目に合います。しかし道鏡の失脚後は復権。都に戻ってからも、その一生を終えるまで孤児たちの養育に励んだといいます。
子育ての御神徳がある日根神社(ひねじんじゃ)。祀られているのは、夫婦の神さま鸕葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
夫妻が授かった子どもは、初代天皇である神武天皇を含む4人。子どもたちは兄弟で力を合わせて日本を1つの国にまとめたと伝わっていることから、子どもの立派な成長を願ってお参りする人も多いといいます。
なお玉依姫命には、姉・豊玉姫(とよたまひめ)の子で、のちに夫となる鸕鷀草葺不合尊を育てたという神話も。姉の子も自身の子も立派に育て上げたのですから、まさに子育ての神さまですね。
地元では「楠公(なんこう)さん」の愛称で親しまれている湊川神社(みなとがわじんじゃ)。七五三の参拝では、少し変わった衣裳での撮影も可能です。5歳男児なら御祭神の楠木正成公(くすのきまさしげこう・大楠公)にちなんだ武者衣裳、7歳女児なら舞妓衣裳を着用できます。着付けはもちろん、女の子はヘアセットだけでなくポイントメイクも。ホームページで七五三参りの詳細な流れを紹介しているのもうれしいポイント。参拝前にチェックしておけば子どもも落ち着いて参拝できそうです。
楠木正成公は鎌倉幕府倒幕のきっかけをつくった武将。智略を駆使した戦術を得意とし、軍事の天才と称され、国の民からも慕われていました。強く、賢く、優しく成長できるよう見守ってもらえそうですね。
地元では「須磨の天神さま」の愛称で親しまれている綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)。授乳室・オムツ替え室完備で、ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーの神社」にも認定されている神社なので、赤ちゃん連れでも安心して参拝できます。
祀られているのは、学問の神さまとして知られる菅原道真公。実は菅原道真は14人もの子宝に恵まれていることもあり、安産、子宝の御神徳もあるといわれています。また立身出世の神でもあるので、家族みんなにご利益がありそうです。七五三参りでは特別な衣装での写真撮影も可能。5歳男児はオリジナルの菅原道真公の衣装、7歳女児は十二単を着用できます。