1. 【栃木・真岡市/大前神社】金運を呼ぶ「黄金の釜」に願いを託す
2. 【山梨・富士吉田市/新屋山神社】霊峰富士のヤマノカミサマで金運祈願
3. 【大分・国東市/富来神社】「富が来る」の名の通り、宝くじ当選者が続出!
毎年、宝くじ高額当選のお礼参りの絵馬が奉納されたり、お賽銭箱にお礼の手紙が届いているのが、栃木県真岡市(もおかし)にある大前神社(おおさきじんじゃ)。平安時代に編纂された延喜式神明帳にも記載がある名社で、1500年以上の歴史を誇っています。御祭神は、大国さまこと大己貴大神(おおなむちのおおかみ)と恵比寿さまこと事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)。開運招福の願いを叶えてくれる福の神と伝えられています。
さらに、金運向上の御利益で注目を浴びているのが、境内にある若宮社、大前恵比寿神社(おおさきえびすじんじゃ)。お守りも人気で、大国さまと恵比寿さまがデザインされた金運開運の「幸運守」は、遠方から求めてやってくる人もいるほどといいます。
金運アップに効果的な参拝のコツを神職の柳田さんに伺いました。「まず本社の大前神社に参拝し、その後本殿の周りにある琴平神社、恵比寿神社の順に参拝してください。恵比寿神社では殿内の『黄金の釜』に大切なものを入れ、鈴を鳴らして祈願するとご利益があるといわれています。宝くじやお財布などを入れて祈願されている方が多いですね。恵比寿神社の外にはご神水がいただける鶴の泉があり、お水取りもできます。飲んでも、撒いてもご利益を得られますよ。」
お水取りができる鶴の泉の手前にはカゴが置いてある五行福銭水があります。お金を洗い清めると、商売や大切な取引を成功に導いてくれるとか。ぜひお試しあれ。
地元では「ヤマノカミサマ」と呼ばれ、親しまれてきた新屋山神社(あらややまじんじゃ)。主祭神は山の神、大山祗命(おおやまつみのみこと)です。願いを叶えてくれる神さまと伝わっていますが、特に注目されているのが金運向上のご利益。
コンサル事業で知られる船井総研の故舩井幸雄会長が崇敬していたことは有名で、経営者特にネットビジネスの起業家に人気が広まり、参拝者が続々と成功しているという噂も。本宮の入口にずらりと並んだ鳥居は参拝者から御礼として奉納されたものといいますから、そのご利益の力がうかがえます。
神社の方にお話をうかがうと「金運の真意とは“神さまのご意志に叶う生き方をすることにより霊力やエネルギーをいただき、それが物事を成し遂げる力となること”なのではないでしょうか。ですから欲得だけでなく、世の中や人様に役立つことを考えて生きていくことが重要だと考えます。その結果として、金運を含む大きな御加護がいただけるのだと思いますよ」と教えてくださいました。
新屋山神社には、本宮と奥宮があり、車で30分〜40分ほどの距離があります。参拝は、まず本宮からうかがいましょう。本宮では無料でお祓いをしてもらえるので、手水舎でしっかりと身を清めるのを忘れずに。願い事が叶うか神さまにおうかがいをたてる「御神石」も人気です。3度持ち上げて2度目が一番軽く感じられたら、願い事が叶うといわれています。
本宮参拝後は、富士山2合目にある奥宮へ。ご縁がないと辿りつけないともいわれ、神秘的な雰囲気に包まれています。その証をつい持ち帰りたくなる人もいるようですが「たとえ木の葉一枚でも山のものを採れば神の怒りにふれる」と伝えられています。くれぐれもご注意を。祈願の際は神さまへの感謝の心を忘れず、マナーを守りましょう。
人気の授与品は、大山祇命と富士山が描かれた金色のお守り。カード型で財布に入れて持ち歩きやすいこともあり、金運向上のご利益を求めていただく人が多いようです。
地域の守り神として地元の人に愛されている八坂社・富来神社(やさかしゃ・とみくじんじゃ)。実は金運、特に宝くじ運上昇の強力なパワーを持つとして、全国にファンを持つ神社でもあります。夜間の参拝者の中には、お礼参りのため仕事帰りに遠方から足を運んだ人もいるほどだとか。
それだけに金運上昇のエピソードは数知れず。特に宝くじ当選者が多く、富来神社にはお礼のお手紙もよく届くそう。数十万〜数百万円単位での当選はもちろん、億を超える高額当選をしてお礼の奉納した人もいるようです。ご利益のおかげで家の建て替えができたという喜びの声も寄せられているといいますから、全国から参拝者が訪れるというのもうなずけます。
神職の鎌田さんは「印象に残っているのは、参拝者の方の“お金だけでなく、お金にかえられない幸せもいただきました”という言葉です。金運に導かれ、その先にある幸せもしっかりと感じていただいたことに深く感動しました」と語ってくださいました。
富来神社のシンボルともいえるのが運玉唐獅子像。唐獅子の抱えている大きな運玉をさわると、金運上昇の祈願成就に特に効果があると話題になっています。「唐獅子像は雄雌2体あり、運玉を抱えているのは雌の唐獅子像です。子連れの雄の唐獅子は厄除け・子孫繁栄のご利益があると伝わっています。ぜひ雄雌両方の唐獅子にさわって、神さまから霊気をたっぷりいただいてください」と教えてくださいました。
そんな運玉唐獅子の描かれた願掛け絵馬は、圧倒的人気を誇る授与品。奉納される絵馬のあまりの多さに、2018年には絵馬殿が建てられたほどです。