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特集 vol.205
金運よ、株価よ上がれ!
お金にご縁のある神社
株を持っている人も持っていない人も、お金とのご縁はしっかりと結びたいもの。金運、開運の御神徳を授かりに神社へ出かけてみませんか?

金運をもたらす、かぶあがりひょうたん御守は2色、各1000円です。

ウミネコは漁場を教えてくれる、神社の弁財天からのお使いともいわれています。

【青森・八戸市/蕪嶋神社】
運に出会える島で
「会運」祈願を


蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)は、八戸・種差海岸沿いに突き出た蕪島の頂上に鎮座します。弁財天を祀り商売繁盛、漁業安全、芸能の守り神として古くから信仰を集めてきました。
蕪島は、標高19mほどのこんもりとしたひょうたん形の島。蕪島の「蕪」と「株」が同じ読みから「株価と人望の株が上がる」神社として知られるようになりました。
神社で頒布する「かぶあがりひょうたん御守」は金運をもたらすとして、遠くから求めにやってくる人、まとめて数千個も申し込む金融系の企業もあるとか。「宝くじ3億円が当たった」「いろいろな懸賞に当たりまくった」「営業成績が上がった」など、喜びの声が届いているそうです。
そして、60日に一度訪れる弁天さまの御縁日、己巳の日(つちのとみのひ)に、蕪島を3周まわって御祈願をすると金運に恵まれるともいわれています。
さらに!運がつく開運情報をひとつ。
蕪島は、「ミャアミャア」と鳴くウミネコの繁殖地として知られ、天然記念物に指定されています。5月、島全体が菜の花の黄色で染まるころ、子育てのため3〜4万羽のウミネコが島を覆い尽くします。この時期神社では、ウミネコの「ウン」が体についた人に「運と出会った」記念として『会運証明書』の発行をおこなっているうえ、絵馬をプレゼント。島を訪れる人は「ウン」まみれにならないよう傘持参で来る人もいるほどですが・・・。そこをあえて傘なしで挑み、体当たりで運に出会うという手もありますよ。
※蕪嶋神社は平成27年の火災により再建工事中ですが、海浜公園入口付近に仮拝殿と臨時社務所があり参拝は可能です。また、蕪島の下に弁財天の石像が安置されており、遥拝することもできます。


昔は陸から離れた島だった蕪島。現在は埋め立てられ陸続きになっています。


東証本館の北側、道路を挟んで日本橋川沿いにある兜神社。

東証アローズの施設見学は大人気。西口にある記念品自動販売機は必見です。

兜神社の御守りの授与は平日9時~16時まで。初穂料500円。受付で手渡してくれます。

【東京・中央区/兜神社】
証券界の守護神
御守りは東証西口で


日本橋兜町といえば、日本で一番大きな証券取引所、東京証券取引所=東証アローズがある場所。日本経済の中心ともいわれる東証の裏手にひっそりとたたずむのが兜神社(かぶとじんじゃ)です。昔、藤原秀郷が平将門を討ち、その首を京都へ運ぶ途中に立ち寄り兜を供養したとされる神社です。主祭神は商業の神さまでもある倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。
そして兜神社と東証は、単にお隣同士という以外に、深いご縁でつながっています。
1878年(明治11年)、この場所に東証の前身・東京株式取引所が建設され、取引所関係者の信仰の象徴として神社が創建されたのです。1950年ごろからは、東証が氏子総代として神社を管理。毎年4月におこなわれる例大祭では、証券業界や兜町町内の方々を中心に一般の参拝者も集まり、証券界の発展を祈願しているそうです。
神社は普段人はおらず、社務所もなし。「金運の授かる御守りは手に入らない?」と思ったら、なんと兜神社の御守りは東証西口の自動販売機で手に入るとの情報が・・・。
さっそく現場へ急行します。よく見ると、自販機にある引換券を窓口で引き換えるというものでした。
担当の東証金融リテラシーサポート部石田さんに伺うと「もとは、2016年春から東京証券取引所の見学記念品をすべて自動販売機化したのがきっかけです。そこに、新しく作ることになった兜神社の御守りを追加したのです。ただ、直接自販機から御守りが出てくるのはどうかということで、見学受付窓口で手渡すことにしました。御守りを求める方は、主に見学者の方です。見学者の半分は投資経験者ですから、御利益を求めてというケースも当然あると思います」とのことでした。
ビジネスの成功、投資神力アップを願って東証見学とセットで訪問してみてはいかがでしょうか?東証アローズの無料見学は、平日9時から16時30分(最終入館時間は16時)、予約制で案内付きガイドツアーもあります。



朱塗りの社殿。武田家代々の祈願所でもありました。

鬱金の桜を拝んだら、授与所で水晶守り1000円を。一生金運に恵まれます。

金の成る木とされる鬱金の桜は、八重桜。

【山梨・甲府市/金櫻神社】
桜と水晶の御利益で
一生お金に困らない


金櫻神社(かなざくらじんじゃ)は、霊山・金峰山を御神体とする神社。その歴史は古く、約2000年前、崇神天皇の時代。当時全国に蔓延した疫病が鎮まるよう、天皇が各地に祈願を命じたとき、甲斐国では金峰山の頂上に少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったのがはじまりとされています。
山の頂上に奥宮があり、里宮は甲府の名勝・昇仙峡の上地にありますが、里宮にある1本の桜の木が、お金に御縁のある木なのです。
この木は「鬱金(うこん)の桜」と呼ばれる御神木で、「金の成る木の金桜」といわれています。4月下旬から5月上旬にかけて、淡い黄金色の花をつけるころ、鬱金の桜を拝み、さらに神社の水晶守りを受けると、一生お金に困らないといわれています。実際に「宝くじ、ロト6に当たった」「傾いていた会社が持ち直した」という声が寄せられているそうです。
鬱金の桜とワンセットになっている水晶。水晶もまた、金峰山と関係があります。
金峰山の麓を囲む鉱山群は、昔は貴重だった水晶の主産地であり、水晶加工発祥の地でもあります。水晶は神社の御神宝。賽銭箱の横にはピンクのハート型水晶が置かれているのでご注目を。参拝の前には、この上に手を置いて水晶パワーをいただきましょう。
花の咲くゴールデンウィークともなれば、この時期開かれる桜まつりも相まって、開運を願う人々がどっと押し寄せます。