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特集 vol.146
初めてでも満喫できる
酉の市の楽しみ方
東京を中心に関東地方の鷲神社・大鳥神社などで開催される「酉の市」。行ったことがない人や、「酉の市」って何?という超初心者に向けて、楽しみ方のイロハをお届けします。

バラエティ豊かな熊手を眺めるのも楽しみのひとつ。

そもそも酉の市って
何しにいくトコロ?


縁起熊手といわれる熊手を買い、翌年の商売繁盛、金運アップを願うのが王道です。
酉の市とは、11月の酉の日を祭日として、各地の鷲神社、大鳥神社、浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)などでおこなわれる江戸時代から続く市です。
市で売られる縁起熊手は、熊手に小判やおかめ、招き猫などの縁起物を鈴なりつけたもので、福をかっこむ(かきこむ)といわれています。

誰と行くべき?


もちろん誰と行ってもOKですが、来年の商売繁盛・金運アップを願いに行くなら会社の同僚や商売仲間と行くのもいいかもしれません。
実際酉の市には、同僚たちと屋台で宴会をするサラリーマンたちが多く見られます。
近年は雰囲気を楽しみたいという友人グループ、ファミリーも増加中。なかにはペットのためにと縁起熊手を購入する人もいるそうで、縁起熊手は、さまざまな福をもたらしてくれるようです。


いつ行くのがいい?


酉の市は11月の酉の日に開催されます。
今年2015年は11月5日(木)、17日(火)、29日(日)の三の酉までおこなわれますが、2回(二の酉)で終わる年もあります。
いつ行ってもいいものですが予約されている大きな熊手を見たいなら一の酉がおすすめです。参拝の列に並ぶ時間が少なくてすむのは昼ですが、雰囲気がよく、盛り上がるのは夜。はじめての酉の市なら、行列を覚悟で夜に訪れてみてはいかがでしょうか?




鷲神社の酉の市は、熊手店の数も一番多いのでいろいろなデザインから選べます。

おすすめの酉の市は?


来場者数断トツ1位は浅草鷲神社(おおとりじんじゃ)の酉の市。江戸の酉の市の発祥の地であり、隣接する長國寺でも同時に開催されているのでその賑わいは相当なモノ。芸能人や有名企業が予約している巨大熊手がたくさん飾られているので、見てまわるだけでも楽しめます。日比谷線入谷駅から徒歩約7分、JR鶯谷駅から徒歩約15分、東武線・東京メトロ浅草駅から徒歩20分とアクセスがよくないのが難点ではありますが、一度は行く価値があります。
次点のおすすめは、新宿の花園神社(はなぞのじんじゃ)で開催される大酉祭。名物の見世物小屋の先の屋台では、歌舞伎町のホストさんたちが楽しげに飲んでいたり、新宿ならではのディープな雰囲気も楽しいところ。
目黒の大鳥神社(おとりじんじゃ)や府中の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)のように、江戸時代から続く歴史ある酉の市を訪ねてみるのもおすすめです。



行ったら何をするの?


参拝後に屋台で縁起熊手を買うのが定番ですが、縁起熊手を買ってから参拝するという順序でもOKです。花園神社では参道の列の脇に屋台のテーブルが並べられているので、列が短くなるタイミングを、お酒を飲みながら待つこともできます。
縁起熊手には値札がないことも多いですが、ふっかけられたりすることはまずありません。いろいろな熊手商を巡って、値段を確認していくと大きさの相場がわかるのでひと巡りしてから購入しましょう。
熊手商の方に熊手の選び方をうかがったところ「縁起熊手は、福にご縁があるように、インスピレーションで縁を感じたものを選ぶといい」と教えていただきました。
もちろん熊手を買わなくてもOKですが、参拝はお忘れなく。露店で売る熊手とは別に、神社では熊手守りも授与されています。
屋台でひと休みするのも酉の市の醍醐味です。熊手商とお客さんの手打ちの声や音をBGMに、大いに賑わう雰囲気を楽しんでください。