数年前までは、御朱印帳といえば紫一色などのシンプルなものが定番。
御朱印を集めは楽しいものの、御朱印を書いていただく御朱印帳のデザインにちょっぴり物足りなさを感じていた人は多いのではないでしょうか?
それがいわゆる神社ブームを経て、デザインの御朱印帳が次々と誕生し今や東急ハンズやロフトにコーナーが登場。御朱印集めといえば、年配の方々の専売特許でデザインも渋くて当たり前だったひと昔前からしてみると考えられないほど恵まれた時代がやってきました。楽しいデザインが出そろってきたところで、おすすめの2ブランドをご紹介します。
「こ、これは新しい・・・!」
と衝撃を受けたのが「kichijitsu」のGOSHUINノート。
御朱印帳の常識をくつがえすビビッドな色使いで、富士山などの和風のモチーフが大胆にあしらわれています。
ワクワクするようなデザインを生み出しているのはデザイナーの井上綾さん。
御朱印を集めるうちに「御朱印帳にもカワイイものが欲しい」と思いたったそう。
「毎日が吉日」というテーマのとおり、描かれているものは「富士山」や「茄子」などの縁起物。
GOSHUINノートを入れられる「ごいっしょぶくろ」や、カメラやなどのモバイルグッズを入れられる「おまもりぽっけ」があるので、神社巡りの持ち物を同シリーズでそろえることもできます。
購入されるのはさぞや若い人が多いのだろうと思いきや、年配の男性・女性にも人気だそうです。
「kichijitsu」がキュート系なら、カッコイイ系の御朱印帳を制作しているのが出雲大社(いずもおおやしろ)のお膝元にあるさきたま。
こちらのオリジナルの御朱印帳のデザインは出雲ならでは。
出雲大社の御神紋をイメージした柄や、因幡の白うさぎにちなんだウサギ柄、出雲大社本殿の天井に描かれている八雲柄・・・。
シンプルにデザインされた出雲モチーフは、大人も持ちやすそうですし、何より御朱印帳の柄に意味があるのが神社ファンの心をくすぐります。
「この御朱印帳いいね」なんて言われたときに、うんちくを語ることもできちゃいます。
出雲の神社や出雲大社系神社巡り専門の御朱印帳にするのもよさそうです。
ネットショップでも購入できますが、出雲大社へ行く前にさきたまの御朱印帳専門店しるべで手にとってお気に入りを探すこともできます。