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特集 vol.137
子宝祈願に行きたい!
子授け・安産の神さまへ
子どもは「神さまからの授かり物」。古来、子授け・安産が祈願されてきた神社をご紹介します。

戌の日には安産祈願を受けられます。

境内には安産の神さまとして崇敬される水神社もあります。

【福岡・久留米市/水天宮】
筑後川のほとりに
鎮まる
全国水天宮の総本宮


子授け・安産の神さまとして広く崇敬を集めているのが水天宮(すいてんぐう)です。
全国各地にありますが、総本宮は福岡県久留米市の水天宮
天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、安徳天皇、高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう・平徳子)、二位の尼の4柱をお祀りしています。
寿永4年(1185年)壇ノ浦の合戦の後、高倉平中宮に仕えていた官女・按察使局(あぜちのつぼね)が筑後川の畔に水天宮を祀ったのが始まりです。
昔から水神信仰があつく、安産・子授け・子どもの神さま、そして水難除けなどで多くの崇敬を集めてきました。
全国に点在する水天宮は、水辺のそばに祀られてあることが多く、総本宮横にも一級河川の筑後川が流れています。その雄大な流れは、子どもを産む前、授かる前の不安をゆったりと清め流してくれるようです。
川と平行している参道の先にある本殿で子授け・安産を願ったら本殿の裏にある水神社にも参拝を。水徳の神さま彌都波能売神(みつはのめのかみ)に加え、安産の神さま鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)が祀られています。


こちらが「またげ石」。まあるい石が二つ仲良く並んでいます。
参拝後は、四季折々の花が咲く神苑に立ち寄ってみては?初夏にはアジサイや菖蒲が見頃を迎えます。

【京都・京都市右京区/梅宮大社】
「またげ石」をまたいで
子授け祈願


関西圏で子授けの神社として知られているのが、梅宮大社(うめみやたいしゃ)です。
梅宮大社の御祭神の1柱は、酒解子神 (さかとけこのかみ)こと木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)。
木花咲耶姫命は、木に咲く花のように美しいことからその名がつけられたという美しい女神さま。浮気を疑われたため、産屋に自ら火を着け、無事に産むことで身の潔白を証明したという、火のように激しい一面をうかがわせる逸話が残されています。
この逸話から、梅宮大社は血統存続守護の神さまとして古来信仰されてきました。
梅宮大社が子授けで知られるもう一つの理由が、境内にある「またげ石」。
その名の通り、またぐと子宝に恵まれると伝えられているこの石は、神域の奥深く、本殿の横に鎮まっています。
由緒はさだかではないものの、御祭神の1柱である檀林皇后がまたがれたところ、皇子を授かったと伝えられているそう。「またげ石」は、夫婦そろって子授けの祈願を受けてはじめて案内していただけるので、ぜひ二人で参拝に訪れてみてください。



山王鳥居を登ると、鮮やかな彩色が施された神門が
赤ちゃん猿を抱っこしたお母さん猿に子授け・安産の御神徳が伝わっています。

【東京・千代田区/日枝神社】
歴代徳川家も
「無事出産」を祈願


「山王さん」と呼ばれ親しまれている日枝神社(ひえじんじゃ)。
「江戸城内鎮守の社」「徳川歴朝の産神」として徳川幕府から重用されてきました。
御祭神・大山咋神(おおやまくいのかみ)は生成化育の御神徳で知られているため、将軍家に世継ぎ・子どもが誕生するときには「無事出産」が祈願されてきたという、由緒ある安産の神さまです。
山王さんの神使は、多産安産の動物「猿」。
稲荷神社に狛犬ならぬ狛狐があるように、山王さんには、御社殿の両脇に夫婦の神猿像が鎮まっています。社殿に向かって右が夫猿、左が母猿。
このお母さん猿が抱っこしている赤ちゃんをなでると、子宝や安産などの御利益があると伝えられているそう。
赤坂側参道(山王橋)には、登り専用エスカレーターがあるのも体の重い妊婦さんにはうれしいところ。
安産祈願、子授け祈願は予約不要で、9時から16時半まで受け付けています。


どこ行く?子授け・安産の神さま
湯泉神社
とうせんじんじゃ
兵庫・神戸市
有馬温泉の守護神
有馬温泉に鎮座する古社。玉鉾(たまほこ)さま、阿福(おふく)さまと呼ばれる子授けのお守りが有名。