七五三詣は、10月中旬から11月下旬まで受付。貸衣装、着付け、写真のセットプランもあります。
学問の神さま・スポーツの神さまを祀る 〜 湯島天満宮
東京で合格祈願・学業成就の御神徳が伝わる神社といえば、文京区の湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)をあげる人が多いのではないでしょうか? 学問の神さま菅原道真公を祀る「天満宮」系神社の一社であり、なんといっても東京大学本郷キャンパスをお膝元にかかえる、日本の最高学府とご縁が深い神社なのです。東京大学は、観光がてら訪ねるだけでも不思議と“子供のやる気が出る”なんて噂もあるので、七五三詣とセットで立ち寄るのもおすすめです。 湯島天満宮のもう一柱の御祭神、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)も見逃せません。天之手力雄命は、アマテラスオオミカミが隠れていた天の岩戸を引き開けたとする書物もある力持ちの神さま。スポーツの神さまとして信仰されているので文武両道も願えそうです。 七五三詣を受け付けている期間中の11月1日から23日は、ちょうど菊まつりを開催中。お祝いムードにぴったりの華やかさのなか、菊と我が子の晴れ姿というベストショットも狙える、万全の七五三になりそうです。
伊藤博文を始め、門下生の縁故者が奉納された石灯籠が並びます。
山口県萩の松陰神社境内に保存されている松下村塾を模した建物も。
ずば抜けた行動力・探求心を持つ 学問の神さま 〜 松陰神社
勉強ができるのはもちろん、行動力や探求心も大切。そう考えるパパ・ママにおすすめの七五三詣が、東京・世田谷の住宅街に鎮座する松陰神社(しょういんじんじゃ)です。 御祭神は、希代の教育者である吉田松陰先生。 松陰先生が教えたのは、幕末の風雲児・高杉晋作、晋作の弟分で日本初の内閣総理大臣・伊藤博文、長州藩の英才・久坂玄瑞など、幕末の志士たち。彼らに生涯の師と慕われていた人物です。 松陰先生は、ペリー提督が乗る黒船に小舟で乗り付け、密かに海外へ渡航をしようとしたことでも知られています。松陰先生は日本に戻され投獄されてしまいますが、ペリー総督は「この事件は(中略)知識を得るために命を賭けた二人の教養ある日本人の烈しい知識欲を示すもので(中略)日本人の志向がこのようなものであるとすれば、この興味ある国の前途は何と実のあるものであるか、その前途は何と有望であることか(『日本遠征記』より)」と記し、その行動力を賞賛しています。 日本を列強から守るため、松陰先生は投獄中も勉強をやめず約600冊の本を読み、投獄されている他の人たちへの勉強会をおこなったそう。 出獄した短い時間には、松下村塾を開き幕末の志士たちに教えを授けました。 安政の大獄で処刑された後は、門下生たちにより今の松陰神社のある地に改葬され、明治15年(1882)には社を創建し御霊を祀ることになりました。 境内には、松下村塾を再現した建物や松陰先生の墓所、ブロンズ像などもあり、松陰先生の軌跡に触れることもできます。
風格のある表門。天井には、十二支の彫刻がほどこされた方角盤が飾られています。
天保14年(1843)に再建された御本殿。
天神祭が七五三の思い出に 〜 大阪天満宮
大阪の中心地という抜群のロケーションに鎮座するのが、「てんまの天神さん」と慕われる大阪市北区の大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)です。 こちらの天神さんは、御祭神の菅原道真公との不思議なご縁があります。 創建は、平安時代中期。 道真公は、政敵の藤原時平の策略で太宰府へ左遷されることになりますが、太宰府へ行く前に大阪天満宮の摂社として今も境内に祀られる大将軍社へ参拝したとされています。 2年後の延喜3年(903)に道真公は太宰府で落命。それから約50年後に、大将軍社の前に7本の松が一夜にして生え、毎夜その梢が金色に輝いたそうです。 この不思議な現象は道真公によるものとされ、御霊を鎮めるために村上天皇の命により天暦5年(949)に創建されたのが大阪天満宮です。 ちなみに、大阪天満宮といえば天神祭でも有名です。 天神祭は、道真公の御縁日にちなんだお祭りのため全国の天満宮でおこなわれています。 中でも大阪天満宮の天神祭は、もっとも盛大な天神祭といって間違いないでしょう。 七五三詣をすれば、大阪を代表する夏祭りを見ながら「七五三をした神社のお祭りだよ」なんて子どもに教えてあげることも。 天神祭も身近に感じる、大阪天満宮ならではの七五三詣になりそうです。
どこ行く?学問の神さまで七五三
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下町・亀戸で愛される 天神さん |
東京・江東区 |
亀戸天神社 (かめいどてんじんじゃ) |
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勤勉の神さま、 二宮金次郎を祀る |
神奈川・小田原市 |
報徳二宮神社 (ほうとくにのみやじんじゃ) |
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その他の学問の神さまで七五三
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