国の重要文化財に指定された社殿は、徳川家光公により建てられたもの。
蛙の木にちなんだ「無事カエル守」も頒布されています。
無事カエルに掛けた「蛙の木」に交通安全の願掛けを 〜 一之宮貫前神社
「蛙の木」と呼ばれるタブの木があるのが、群馬県富岡市の一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)。延喜式神名帳では名神大社に列せられる古くから格式の高い神社です。 創建1500年という歴史を持つだけあり、境内には見上げるばかりの大きな木々が生えています。そのうちの1本が蛙の木です。「蛙の木」と呼ばれるようになったのは、タブの木に蛙に似たサルノコシカケが太平洋戦争末期に出現したため。御祭神の経津主神(ふつぬしのかみ)が武勇に優れていたことからサルノコシカケは「勝ってカエル」「勝ちカエル」と呼ばれて、兵士・家族の信仰を集めていました。 時を経てサルノコシカケは無くなりましたが、蛙の木は「勝ってカエル」が転じて「無事カエル」に掛けた交通安全の縁起物として親しまれるようになりました。 蛙の木があるのは社殿を石段の下に見渡す総門の東側。車での参拝時も、総門横の蛙の木を訪れて交通安全を願ってみてはいかがでしょうか。
神楽殿で行われる神楽。交通安全祈願だけでなく、厄除けなどでも奉納されます。
御社殿のそばの車祓舎は、屋根付きで雨天も安心。
都心の喧噪から守られた鎮守の杜で 交通安全祈願 〜 明治神宮
原宿駅から代々木駅に向かう山手線の車窓左手からは、都心とは思えないほど豊かな森がほぼ1駅分続いています。毎年、三が日の初詣者数日本一として知られる、明治神宮(めいじじんぐう)の境内に広がる代々木の杜です。 神宮の杜は東京ドーム15個分の広さ。大正4年から「永遠の杜」を目指して始まった林苑計画が実を結び、原生林さながらに成長を続ける森のなかには、なんと245種の樹木があるそうです。交通安全祈願では、この代々木の杜を車 で走ることができます。原宿口から代々木口そばを通り、御社殿の南東に位置する車祓舎までと短い距離ではありますが、一般駐車場のない北側の道を走れるのは交通安全祈願の特権といえるでしょう。車を回したら、社務所で受け付けた後に祈祷に入りますが、ここでもう一つありがたいのが巫女による神楽舞です。 神楽舞は、神さまに奉納するための歌舞。厳かな雰囲気の舞で、交通安全への願いを届けていただけるのがうれしいところですね。 終了後は、車を駐車場に移して、神宮の杜を散策するのもおすすめです。西参道のそばの芝生広場や、御苑、そして深呼吸したくなるような杜のなかをゆっくりと歩いてみてください。
長い石段を登って第五鳥居をくぐると、御社殿が。御社殿に向かって右手には一切の不浄を洗い清めるといわれる龍神水も沸き出ています。
箱根ドライブも楽しみたい! 交通安全の神さま 〜 箱根神社
「箱根の山は天下の険♪」と歌われる唱歌『箱根八里』をご存じでしょうか? 「函谷関も物ならず万丈の山 千仞の谷〜♪」と続き、大井川とともに東海道の難所として知られる箱根の山道の険しさが歌われています。 今でこそ箱根は都内から日帰りで遊びに行ける保養地になっていますが、徒歩や駕籠で旅をする昔の人々にとっては、大変な道だったのでしょう。 箱根の山道の中程に鎮まる箱根神社(はこねじんじゃ)には、道中安全の御神徳が伝わっています。 箱根神社の創建は奈良時代。平安時代初期に箱根路が整備されると、旅の安全を願う人々が参拝に訪れるようになります。鎌倉時代には鎌倉と京都を結ぶ重要な道として源頼朝により整備が進められ、頼朝自身からも篤く崇敬されます。江戸時代に箱根宿や関所ができると、東西の交通の要としてさらに発展し、交通安全はもとより、開運厄除、心願成就の御利益の高い神さまとして広く信仰されました。 箱根神社が建つのは山々に囲まれた美しい湖、芦ノ湖のほとり。 交通安全祈願に訪れれば、ドライブがてら美しい湖やすすき野原で知られる仙石原の景色も楽しむことができます。 恋愛成就の御利益が伝わる九頭龍神社の新宮も境内に建つので、恋をかなえたい女子やデートで訪れるのもおすすめです。
どこ行く?交通安全祈願 関東編
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毎年恒例。6月には 車の茅の輪くぐりを斉行 |
茨城・笠間市 |
笠間稲荷神社 (かさまいなりじんじゃ) |
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交通安全を祈願する 「無事かえる絵馬」 |
東京・品川区 |
品川神社 (しながわじんじゃ) |
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その他の交通安全祈願 関東編
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