紙袋や帽子で豆を受けようとするベテランも!
ハワイ旅行をはじめ豪華景品が当たる 富くじが人気〜 富岡八幡宮
「深川の八幡様」と呼ばれ、江戸っ子たちにも人気があった江戸最大の八幡宮・富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)。 江戸っ子の気っぷの良さを今に受け継いでいるように、富岡八幡宮の節分祭豆まき式は豪華で楽しい内容になっています。 豆撒きには、一般から募った年男・年女のほかに、テレビで見かける有名人も登場。「鬼は〜うち!福は〜外!」という威勢の良いかけ声とともに、豆を撒いてくれます。 また、江戸勧進相撲発祥の地というゆかりを持つ神社らしく、力士や親方が壇上に上がることも。 豆撒きのあとのお楽しみは富くじ抽選会。 富くじとは、今で言う宝くじのこと。江戸時代には富岡八幡宮でもさかんにおこなわれており、落語『富久』の舞台にもなっています。当時の富くじの一番富(一等賞)は現金で五百両、千両という金額だったようですが、現代の富岡八幡宮の富くじ1等賞はハワイ旅行。ほかにも国内旅行券などが景品に並ぶゴージャスな内容になっています。
懸想文は、開けて中を見てもよいそう。中には、恋文と和歌が記されています。
懸想文売りは、2月2日と3日の2日間、朝9時30分頃から20時頃まで。3日には、追儺招福の福引籤入りの豆まきも開催。
ラブレター売りが登場 恋に効く節分祭〜 須賀神社
「片思いをかなえたい」「結婚したい」「運命の人に出会いたい」という女子におすすめなのが、京都市左京区の須賀神社(すがじんじゃ)の節分祭。 2月2日と3日の2日間境内に現れる懸想文売りが授与する懸想文は、タンスや引き出しに忍ばせれば「容姿端麗になり、衣装が増え、良縁が舞い込む」と言われる恋に効くアイテムなのです。 懸想文とは、今でいうラブレターのこと。 懸想文を売る風習が流行したのは、江戸時代の末期。京都の新年の風物詩として人気がありました。 須賀神社の懸想文売りが始まったのは、戦後すぐの時代。 御祭神に祀る須佐之男神(すさのおのかみ)と櫛稲田比賣命(くしいなだひめのみこと)の夫婦の二柱が縁結びの神さまといわれることから、江戸時代末期に流行した懸想文売りを甦らせたそうです。 境内に現れる懸想文売りは、烏帽子をつけ白い布で顔を覆い、文を結んだ梅の枝を担ぐという伝統的なスタイル。白い布は、平安時代に貧しい貴族が顔を隠してお小遣い稼ぎに懸想文を代筆したことに由来しています。 「良縁に恵まれた」というお礼参りもたくさんあるそうなので、ご利益も期待できそうです。
春日大社がやわらかな明かりに包まれる万灯籠は、節分と中元の年2回開催。
世界遺産を照らすロマンチックな節分 節分万灯籠 〜 春日大社
夜の節分を楽しめるのが、日本が誇る世界遺産、奈良県の春日大社(かすがたいしゃ)。 境内に3000基ある灯籠に火が入る、幻想的な「万灯籠」がおこなわれます。 灯籠のほとんどは、平安末期から今日まで、所願成就、家内安全、商売繁盛、武運長久、先祖の冥福向上などの願いをこめて寄進されたもの。 なかには、NHK大河ドラマ『平清盛』にも登場していた藤原忠通が1136年に奉納した「柚木燈籠」や1038年に藤原頼通が寄進したと伝わる「瑠璃燈籠」などの歴史上の有名人による灯籠も残されています。 万灯籠が見られるのは、18時ごろから20時半ごろまで。夢のような景色をゆっくり楽しめるよう、暖かくしてでかけましょう。
どこ行く?2013節分イベント
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鬼やらい神事と 豆まきを開催 |
神奈川・鎌倉市 |
鎌倉宮 (かまくらぐう) |
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水上スキーで逃げる鬼を追う 湖上の追儺式が名物 |
神奈川・箱根町 |
箱根神社 (はこねじんじゃ) |
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赤鬼と青鬼を追う 伝統的な追儺式をおこなう |
和歌山・那智勝浦町 |
熊野那智大社 (くまのなちたいしゃ) |
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口をくぐれば福が来る 日本一のおたふく面が名物 |
福岡・福岡市博多区 |
櫛田神社 (くしだじんじゃ) |
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その他の2013節分イベントおすすめ神社
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