「鹿島の帯占い」。 かわいい小箱に入っています。
ひっそりとたたずむ奥宮へ続く杉並木の参道。
告白したらOKがもらえる? そんな迷いにズバッと回答 〜 鹿島神宮
YESかNOか、どうしても決められない! そんな迷いに、答えてくれるのが、茨城県の鹿島神宮(かしまじんぐう)にある、「鹿島の帯占い」です。 まずは、神さまに願いが叶うようにお祈りし、三角の箱から出ている4本の帯の端を結びます。箱から引き出した帯が一つの円になっていたら「叶う」、二つの円がつながっていたら「半ば叶う」、二つの円になっていたら「容易く叶わず」と、3つの答えを教えてくれます。「叶う」以外の結果になったらどうしよう、なんて相当ドキドキしそうですが、よくない結果がでた占いは、結びつけて帰ると叶いやすくなるそうなので、勇気をだしてチャレンジしてみましょう。 鹿島神宮は、鹿島アントラーズが必勝祈願に行くことでも知られる関東屈指の古社。深い鎮守の森や、神さまのお使いの鹿が暮らす鹿園、ひきこまれそうなほど透き通った霊泉・御手洗池など、さまざまな見どころがあるので、半日ゆっくりするつもりで訪れてみてはいかがでしょうか。
ご神水が教えてくれる吉凶 〜 榛名神社
神社には、心が洗われる清冽な水が湧いている場所がたくさんあります。 群馬県の榛名神社(はるなじんじゃ)もその一つ。 榛名神社は、巌山という山まるまる一つが境内。入り口から本殿へは700mの参道が続きます。 神域であることを感じられる濃密な空気の参道を歩いて中ほど、ちょうど一休みしたくなったあたりにあるのが「ご神水廻運みくじ」。 引いたおみくじは、最初は白紙。こんこんと湧き出るご神水に紙を浮かべると、ゆっくりと文字が浮き上がり吉凶を教えてくれます。おみくじは、神さまの言葉を伝えてくれるもの。神聖な水が示した吉凶なら、よりストンと心に言葉が落ちていきそうです。 読んだあとは、そばにある六角柱の灯籠を運が巡ってくるように願いながら回し、自分の干支のボックスへ納めます。 この参道には、七福神や、武田信玄が矢を立てたと言われる樹齢1000年の矢立杉、奇岩・ローソク岩をバックにした双龍門など、参道の長さを感じない見どころがいっぱい。さらに、本社、幣殿、拝殿など国の重要文化財指定の建築物もあるので、休日の神社散策にもおすすめです。
豆粒サイズのこんぴら狗と、こんぴら狗のエピソードが書かれた紙が入っています。
長い石段を登った先には、荘厳な御本宮が。
人の暖かさを感じる こんぴらさんの狗みくじ 〜 金刀比羅宮
江戸時代の旅といえば伊勢神宮など有名な寺社への参拝。香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)も、全国から人が訪れる大人気の参拝先でした。 でも、江戸など東日本からの参拝はあまりに遠く、当人に代わって旅慣れた人や旅先で知り合った人に参拝を頼む「代参」という風習がありました。代参したのは人だけではなく、犬に「こんぴら参り」と書いた袋を下げ代参してもらうこともあったもよう。代参の犬は「こんぴら狗」と呼ばれていたそうです。なんとものどかなエピソードですね。 「こんぴら狗開運みくじ」は、こんぴら狗をテーマにしたおみくじ。おみくじの内容は一般的なものと同じですが、金色の小さなこんぴら狗がついてきます。但し書きには、お守りとして身につければ開運に導いてくれると書いてありました。 金刀比羅宮の御本宮へは、785段の石段があり、ちょっとした悩みならふっとびそうな修行気分が味わえますが、こんぴら狗もこの石段を登ったと思えば愛着もわくはず。大切に持ち歩いて、いいことがあったらこんぴら狗と神さまへ感謝しましょう。
どこ行く?変わり種みくじのある神社
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東照宮のシンボル サルのおみくじも! |
栃木・日光市 |
日光東照宮 (にっこうとうしょうぐう) |
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ほのかにお香が香る 源氏物語おみくじ |
京都・京都市左京区 |
下鴨神社 (しもがもじんじゃ) |
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