必勝祈願は
見学できる？

神社.com編集部がリサーチしたところ、必勝祈願はキャンプ地の神社とホームの神社のどちらか、または両方に祈願に訪れるのが基本のようです。必勝祈願の日時・場所を事前に告知するかどうかは、球団やチームにより様々。なかには、サイン会などファンサービスを行うチームもあるので、公式サイトをまめにチェックするのがおすすめです。

３月２日に大崎八幡宮を訪れる予定がニュースで発表されたのが東北楽天ゴールデンイーグルス。既に2010年1月11日に宮城の大崎八幡宮（おおさきはちまんぐう）へ球団幹部が一度参拝に訪れており、島田オーナーは「日本一」と書き込んだ絵馬を納めているので、訪れれば本物が見つかるかもしれませんね。

寅年と言えばタイガース！
今年は優勝なるか？

4位に低迷した2009年から脱し、寅年の2010年こそ優勝してほしいと思うのがファン心理。しかし、タイガースが優勝すれば数百億円の経済効果があり関西経済の底上げに効果が期待できるという説もあるとなると、ファンでなくても勝負の行方が気になってきませんか？

タイガースが寅年に優勝したのは1938年と1962年（リーグ優勝）。2009年まで5回の寅年のうち2回は１位を獲得していることを考えると、ちょっぴり期待を持てる気がしてきます。

そのタイガースが球団設立以来、監督・全選手・球団関係者がそろって必勝祈願に訪れているのは、兵庫の廣田神社（ひろたじんじゃ）。日本書紀にその成り立ちが記されるほど歴史があり、勝運（昇運）の神さまとして信仰を集める上、パワースポットとしても有名と、ご利益がありそうな神社なのです。タイガースと70年以上お付き合いがあるだけあり、境内は、虎ムードが感じられるアイテムがちゃんと用意されています。タイガースマークの酒樽に、タイガース公式絵馬、勝運守も虎模様です。不況打破の願いもこめて、2010年はタイガースを応援して廣田神社に訪れてみてはいかがでしょうか？

2009の王者・鹿島アントラーズは
武神に守られていた!?

2009年12月、7度目のリーグ制覇と史上初の三連覇を成し遂げた鹿島アントラーズのニュースは記憶に新しいところ。鹿島アントラーズの必勝祈願神社は、チーム名の由来にもなっている関東屈指の古社・茨城県の鹿島神宮（かしまじんぐう）です。

祭神は武甕槌大神（たけみかづちのおおかみ）。武神、軍神として信仰される力強い神さまが、アントラーズを優勝に導いたようです。

鹿島神宮は全国に約600社ある鹿島神社の総本社。70ヘクタールもの境内には県指定の天然記念物にも指定されている広大な鎮守の森が広がります。

境内には、昔は禊ぎのために使われていたという御手洗池や、不思議な伝説がいくつも伝えられる要石（かなめいし）、神聖な雰囲気の奧宮など、魅力あるスポットが点在しています。お散歩気分で参拝に訪れて、絶好調の鹿島アントラーズの好調にあやかっちゃいましょう。