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Home > 人生に3 回の厄年をポジティブに迎える Let's 厄除け

今月の花神社

厄年のあるワケ、
知っていますか?

年末年始は、「厄年だから厄払いしなくちゃ」なんて会話がちらほら聞こえてくるシーズン。初詣ついでに厄除け・厄払いをしている方も多いのではないでしょうか?


厄年とは、人生の節目に災厄を避けるため謹んで過ごすという陰陽道の考え方が元になっています。陰陽道と聞いて安倍晴明を思い出した方は、数年前に小説やマンガ、映画で大ブームを巻き起こした『陰陽師』のファンかもしれませんね。そう、厄年は、平安時代に安倍晴明がその多大な影響力で広めたもの、という節もあります。大辞泉によると陰陽道とは「古代、中国の陰陽( いんよう) 五行説に基づいて、災異・吉凶を説明しようとする方術(一部抜粋)」だそうです。大きな壁が立ちはだかったり、試練が待ち受けていたり・・・ひとつ大人になる人生の節目を陰陽五行説でリサーチして割り出したのが厄年なのです。

ただし、「女の厄年は19 歳、33 歳、37 歳」というのが定着したのは江戸時代に入ってから。平安時代には7 歳と7 歳に9を足していった年齢が厄年とされていたようです。長い時間を経て厄年が微妙な変化を遂げたのも、生活風習の変化に即したものだと考えるとより信頼できるのではないでしょうか。


【平成22年厄年一覧】

◆ 男性 ◆

前厄 本厄 後厄
25歳厄 昭和62年生れ 昭和61年生れ 昭和60年生れ
42歳厄 昭和45年生れ 昭和44年生れ 昭和43年生れ
61歳厄 昭和26年生れ 昭和25年生れ 昭和24年生れ

◆ 女性 ◆

前厄 本厄 後厄
19歳厄 平成5年生れ 平成4年生れ 平成3年生れ
33歳厄 昭和54年生れ 昭和53年生れ 昭和52年生れ
37歳厄 昭和50年生れ 昭和49年生れ 昭和48年生れ



ちょっと気になる
厄除けのお値段

神社.com がリサーチしたところ、厄除け・厄払いのお値段は3,000 円〜1 万円。もっとも多いのが5,000 円でした。金額の差は、祈祷してくれる期間が増える、授与される物が異なる、舞が違うなどに反映される場合が多いようです。例えば、3,000 円ならその日だけ祈祷してくれ、5,000 円なら一ヶ月に1 度(一年間)、1 万円なら毎日祈祷してくれる、というようにお値段なりのご利益が得られそうなケースがほとんどです。ちなみに厄払いのときに「請求しないとお釣りをもらえなかった」なんて経験、ありませんか?これは決して“ぼったくり”ではありませんので、ご注意を。

提示金額を注目してみると、たいていは「3,000 円〜」のように「〜」「以上」などの文字がついています。厄除け・厄払いで渡すお金は“買う” のではなく“御礼” のため、お釣りをもらうつもりで渡すと、提示金額にプラスされた分は御礼だと思われてしまうのです。お釣りは“物を買う”ときにもらうもの。結婚披露宴のご祝儀に「お釣りください」と言う人はいませんよね?お釣りをもらえない事態にならないよう、自分が渡したい祈祷料ぴったりの金額で持って行きましょう。

ちなみに、渡すお金は、「初穂料」あるいは「祈祷料」と書いた白封筒か、のし紙に包むのが正しいお作法。水引は蝶結びを選びます。自分のための厄払いだからこそ、神さまに失礼のないお作法を身につけましょう。




厄払いの
タイミングはいつ?

「初詣と一緒に厄除けする」というイメージがありますが、実は一年中受け付けてくれる神社がほとんど。ただし、厄年は年齢によるものなので数え年の誕生日である元旦や新年なるべく早めに厄除け・厄払いをする風習が生まれたようです。初詣は大勢が一度に厄除けしますが、お正月を避ければ待つ必要もなく貸し切り状態で祈祷していただけることも多いよう。自分1 人のための祈祷は、ご利益もUP しそうで前向きな厄年にぴったりではないでしょうか。

厄除けに訪れる際は、なるべく正装に近い服装で。厄除けは神事に当たるため、T シャツ、G パン、サンダルなどラフな格好は神さまへのマナー違反なので気をつけましょう。

また、前厄・本厄・後厄と三年続く厄を払ったあとは、お札をいただいた神社にお礼参りも忘れずに。お礼参りの際は、いただいたお札をお焚きあげ料を添えて感謝の気持ちを込めて返納しましょう。

前向きに厄年に向き合えば、きっと無病息災の一年が過ごせるはず。「信じたくない!」と目をつぶって通り過ぎるのではなく、厄除け・厄払いに加えて日々慎み深く過ごすように、前向きに厄年に向き合ってみましょう。



どこ行く?厄除け・厄払い

縁結び、安産、子育ての
ご利益も期待できる女性の守護神
千葉・一宮町
玉前神社
(たまさきじんじゃ)
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古来より信仰される
厄除けの地
千葉・千葉市
検見川神社
(けみがわじんじゃ)
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アサリの深川飯の
授与品付き!でご祈祷
東京・江東区
富岡八幡宮
(とみおかはちまんぐう)
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神さまのお使い
2 頭の神鹿にも会える
東京・江戸川区
新小岩厄除香取神社
(しんこいわやくよけかとりじんじゃ)
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厄除けにご利益があると言われる
「大國魂大神」がご祭神
東京・府中市
大國魂神社
(おおくにたまじんじゃ)
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御神符と御神酒、厄晴れひょうたん
授与でしっかり厄除け
福岡・太宰府市
太宰府天満宮
(だざいふてんまんぐう)
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その他の厄除け神社





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