★都心の朝さんぽ明治神宮と東京三大豆大福★

1.都心の朝さんぽ明治神宮と東京三大豆大福
2.100年で作られた明治神宮“永遠の森”へ
3.巨大樹の森を抜けて原宿へ
4.バックナンバー


■朝の明治神宮は清らかさ倍増

明治神宮(めいじじんぐう)の開門は、日の出にあわせておこなわれます。
観光客が大挙する日中でさえ都心を忘れられる境内ですが、早い時間なら一層、静かな雰囲気を楽しめそう。
そこで、オープンが9時の豆大福の有名店、瑞穂とセットで明治神宮を訪ねてきました。

JR原宿駅最寄りの鳥居。ここをくぐると別世界がはじまります。

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■100年で作られた明治神宮“永遠の森”へ

JR原宿駅そばの鳥居をくぐると巨大な森にすっぽりと覆われた長い参道のはじまりです。明治神宮の境内は、100年後に自然の状態になるように林学博士らが知恵を絞って作られた人工の森。
大正4年(1915年)に造営がはじまったので、今年2015年でちょうど100年にあたります。
豊かに育った森は自然林そのもの。野鳥がさえずりタヌキやオオタカまで生息するという森は、朝はいっそうみずみずしい雰囲気を漂わせています。
見飽きない森を抜けて、社殿で参拝したら西参道へ。深い森の景色が一転して、新宿の高層ビル群を見渡す広大な芝生広場が広がっています。
人も少なくて、気持ちいいことこの上なし。ここはきっと山手線内でもっとも人が少ない芝生広場です。

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■巨大樹の森を抜けて原宿へ

明治神宮をのんびり巡っていたら、もうお昼前。
おめざ代わりにしようと思っていた瑞穂の豆大福ですが、ランチのデザートに変更です。瑞穂は、原宿生まれのご主人とご家族が作る和菓子の店。
ていねいに作られる豆大福は、いつしか東京三大豆大福のひとつに数えられるようになりました。
包みを開けたファーストインプレッションは「大きい!」。1個216円という値段は、豆大福にしては高めだと思っていましたが、小ぶりのものの2個分はありそうです。
ずしりと重い大福を手に取り味わってみると、ほどよい厚みの柔らかな餅に、きちんと甘いのに全くくどくない漉し餡、塩気のきいた赤えんどう豆が絶妙。境内をたっぷり歩いた体に染み渡るおいしさでした。
ご近所の方や旅行で都心部に泊まっている方は、明治神宮と豆大福の朝さんぽをぜひお試しください。

明治神宮から徒歩7分ほど。11時過ぎには列ができていました。

瑞穂
電話番号:03-3400-5483
営業時間:9:00〜売り切れ次第閉店
定休日:日曜(祝日は営業)
住所:東京都渋谷区神宮前6-8-7

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■今月の食神社バックナンバー

2015 02月 北口本宮冨士浅間神社と地元のごちそう吉田のうどん
2014 12月 秩父神社の参道名物、安田屋のみそ漬
2014 10月 出雲大社門前町で出雲そば
2014 08月 夏こそ行きたい、神倉神社と仲氷店のかき氷
2014 06月 熱田神宮のお膝元でひつまぶしランチ
2014 04月 二荒山神社と餃子で宇都宮めぐり
2014 02月 学問の神さまの参道名物、太宰府天満宮の梅が枝餅
2013 12月 日本最古の門前名物、今宮神社のあぶり餅
2013 10月 榛名神社の門前名物、地粉そば
2013 08月 夏に恋しい、三嶋大社の福太郎氷
2013 06月 参道はB級グルメ天国!千代保稲荷神社へ
2013 04月 春の湘南で、江島神社と生しらす丼
2013 02月 富士山本宮浅間大社で心を洗濯したら富士宮やきそばを食しにお宮横丁へ
2012 12月 神田明神、冬の参拝のおともに天野屋の甘酒
2012 10月 古都、鎌倉の定番 鶴岡八幡宮と鳩サブレー
2012 08月 津島神社の二大名物「あかだ」と「くつわ」
2012 06月 御神水を使った田村神社の日曜市うどん
2012 04月 名物は参道のかしわ餅一願成就の鹿嶋神社
2012 02月 山岳霊場・大山の参道グルメ、名水から生まれる豆腐料理
2011 12月 心静かに楽しむ早朝の伊勢詣でと赤福本店の赤福餅
2011 10月 江戸時代から親しまれる 亀戸天神社参拝のお伴、船橋屋のくず餅
2011 08月 笠間稲荷神社とクルミ風味のお稲荷さん
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