★北口本宮冨士浅間神社と地元のごちそう吉田のうどん★

1.登山道の入口に建つ北口本宮冨士浅間神社
2.こしのある麺と馬肉のしぐれ煮がマッチ
3.今月の食神社バックナンバー
4.バックナンバー


■登山道の入口に建つ北口本宮冨士浅間神社

富士山のふもとに鎮座する北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)は、景行天皇40年(110年)の創建が伝わる古社。
吉田口登山道の入口に位置し、富士山を御神体とする木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祀りしています。
富士山に登ることが修行となる「登拝」がはじまったのは平安末期頃から。江戸時代には、行者の先導で登拝し山頂でご来光を拝む庶民たちの登拝グループ「富士講」が大ブームとなりました。

取材当日は雨。けぶった雰囲気の境内も神秘的ですてきです。

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■豚の旨味とマッチする上品な味わい

北口本宮冨士浅間神社のある富士吉田市には、冬の参拝で冷えた体にうれしい名物「吉田のうどん」があります。
この地のうどんは、富士講の人たちへ振る舞われていたそう。うどんにゆで汁をかけただけの「湯盛りうどん」の白い麺を食べることで、体の中も清められると考えられていたためだとか。
現在の「吉田のうどん」は、自家製のこしのある麺に馬肉とキャベツが載っているのが一般的です。
観光のために最近作られたB級グルメと違い、地元の人がふだんから利用しているお店ばかりなので、どのお店も高レベルでリーズナブルなのがうれしいところ。
ひと昔前までは地元民だけが利用してきたお店がほとんど。そのため、看板がなかったり、紙に書いて注文するなど注文方法が変わっていたりする場合がありますが、ローカルルールも「吉田のうどん」の魅了のひとつとして楽しんでみてください。


市役所そばの「てんせいや」さんでランチ。店内は地元の人でいっぱいでした。

きんぴら肉うどん。きんぴらが馬肉とうどんにマッチして、想像以上に美味。吉田のうどんにハマりそうです。

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■今月の食神社バックナンバー

2014 12月 秩父神社の参道名物、安田屋のみそ漬
2014 10月 出雲大社門前町で出雲そば
2014 08月 夏こそ行きたい、神倉神社と仲氷店のかき氷
2014 06月 熱田神宮のお膝元でひつまぶしランチ
2014 04月 二荒山神社と餃子で宇都宮めぐり
2014 02月 学問の神さまの参道名物、太宰府天満宮の梅が枝餅
2013 12月 日本最古の門前名物、今宮神社のあぶり餅
2013 10月 榛名神社の門前名物、地粉そば
2013 08月 夏に恋しい、三嶋大社の福太郎氷
2013 06月 参道はB級グルメ天国!千代保稲荷神社へ
2013 04月 春の湘南で、江島神社と生しらす丼
2013 02月 富士山本宮浅間大社で心を洗濯したら富士宮やきそばを食しにお宮横丁へ
2012 12月 神田明神、冬の参拝のおともに天野屋の甘酒
2012 10月 古都、鎌倉の定番 鶴岡八幡宮と鳩サブレー
2012 08月 津島神社の二大名物「あかだ」と「くつわ」
2012 06月 御神水を使った田村神社の日曜市うどん
2012 04月 名物は参道のかしわ餅一願成就の鹿嶋神社
2012 02月 山岳霊場・大山の参道グルメ、名水から生まれる豆腐料理
2011 12月 心静かに楽しむ早朝の伊勢詣でと赤福本店の赤福餅
2011 10月 江戸時代から親しまれる 亀戸天神社参拝のお伴、船橋屋のくず餅
2011 08月 笠間稲荷神社とクルミ風味のお稲荷さん
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■バックナンバー
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