★夏こそ行きたい、神倉神社と仲氷店のかき氷★

1.神代の時代から信仰が伝わる高さ100mの断崖絶壁へ
2.神話の地から降りたら、仲氷店のかき氷で一服。
3.神話の地から降りたら、仲氷店のかき氷で一服。
4.バックナンバー


■神代の時代から信仰が伝わる
高さ100mの断崖絶壁へ


気温が高い上に湿気が多い、過ごしにくいことこのうえないニッポンの暑〜い夏。神社巡りもしばらくお休み、と思っている人も多そうですね。
そんな日々に、あえておすすめしたいのが、石段数588段の神倉山の山頂にある神倉神社(かみくらじんじゃ)です。
和歌山県・新宮市にある神社で、がんばって登れば山頂からは市街地を見渡す絶景と、盤座信仰の地と伝わる御神体の巨石に会うことができます。
最終目的地は、人気のかき氷屋さん仲氷店。体を動かしていい汗をかいたあとに食べれば、ひときわおいしく楽しめるもの。そう確信して、実体験してきました。


頂上には御神体の「ゴトビキ岩」が。

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■神話の地から降りたら、仲氷店のかき氷で一服。

神倉神社は、熊野三山のひとつとして知られる熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)の境内社。車で10分ほどのところに位置しています。
市街地から突出する100mの岩山で、山頂の神社へ続く石段は源頼朝が寄進したものと伝えられています。
境内に入り左手がすぐ左手に石段が続いていますが、これが恐怖を覚えるほどの急勾配。
10分ほどで登れますが、高所恐怖症の人は足がすくみそう。
息をきらしながらたどり着いた頂上には、巨石がごろごろ。これが神倉神社の御神体で、ゴトビキ岩と呼ばれています。ゴトビキとは、新宮地方の方言でヒキガエルのこと。言われてみると巨大なカエルが、市街地を睥睨しているようにも見えてきます。
神武天皇が東征の際に登った天磐盾(あめのいわたて)の山、熊野で信仰される熊野権現が最初に現れた場所、など宗教的に重要な逸話が伝わる場所でもあります。


振り返ればこの絶景! 頑張った甲斐があります。

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■神話の地から降りたら、仲氷店のかき氷で一服。

いい景色と、神話の世界に触れて暑さをしばし忘れたら、下山して仲氷店へ。
こちらは、熊野速玉大社と神倉神社の中間あたりに位置しています。古座川の原水を濾過して72時間攪拌して作る純氷という氷が売りのよう。シロップはスタンダードな味わいでしたが、ふわっふわの食感にびっくり。
細かく削る氷はあっという間に溶けてしまいますが、ほどよい口溶けでプチハイクをしてきた体をすっかり冷やしてくれました。


訪れた日は、夏休みということもあり5,6人ほどの行列ができていました。

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■今月のご当地グルメ・物産詣で バックナンバー

2014 06月 熱田神宮のお膝元でひつまぶしランチ
2014 04月 二荒山神社と餃子で宇都宮めぐり
2014 02月 学問の神さまの参道名物、太宰府天満宮の梅が枝餅
2013 12月 日本最古の門前名物、今宮神社のあぶり餅
2013 10月 榛名神社の門前名物、地粉そば
2013 08月 夏に恋しい、三嶋大社の福太郎氷
2013 06月 参道はB級グルメ天国!千代保稲荷神社へ
2013 04月 春の湘南で、江島神社と生しらす丼
2013 02月 富士山本宮浅間大社で心を洗濯したら富士宮やきそばを食しにお宮横丁へ
2012 12月 神田明神、冬の参拝のおともに天野屋の甘酒
2012 10月 古都、鎌倉の定番 鶴岡八幡宮と鳩サブレー
2012 08月 津島神社の二大名物「あかだ」と「くつわ」
2012 06月 御神水を使った田村神社の日曜市うどん
2012 04月 名物は参道のかしわ餅一願成就の鹿嶋神社
2012 02月 山岳霊場・大山の参道グルメ、名水から生まれる豆腐料理
2011 12月 心静かに楽しむ早朝の伊勢詣でと赤福本店の赤福餅
2011 10月 江戸時代から親しまれる 亀戸天神社参拝のお伴、船橋屋のくず餅
2011 08月 笠間稲荷神社とクルミ風味のお稲荷さん


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