1.約6万坪の「あつたの杜」の木陰で涼む
2.参拝後は、名古屋名物を産んだ名店へ。
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■約6万坪の「あつたの杜」の木陰で涼む
名称に「神宮」とつく神社は、伊勢神宮を筆頭にどこも格式が高く、由緒があります。
愛知県名古屋市に鎮座する熱田神宮(あつたじんぐう)もそのひとつ。
三種の神器のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られていることでも、格別な由緒を感じられます。
広大な鎮守の杜・通称「あつたの杜」のなかには弘法大師のお手植えと伝わる大楠をはじめ、巨木がいっぱい。生い茂った木々で夏でも涼やかな境内散歩が楽しめるでしょう。創祀1900年を迎えた昨年に造営を終えた本宮は、まぶしいような新しさ。草薙神剣を御神体とする熱田大神(天照大神と同一神)が祀られています。
正門の鳥居から入れば、こんもりと木々が繁る参道を歩くことができます。
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■参拝後は、名古屋名物を産んだ名店へ。
境内をたくさん歩いておなかを減らしたら、ひつまぶしを生んだ名店「あつた蓬莱軒」へ向かいましょう。
あつた蓬莱軒は、熱田神宮のそばに神宮店と本店の2店舗がありますが、今回は、正門を出てすぐの場所にある神宮店へ。
明治6年創業の同店は、当時の名古屋名物蒲焼きと鶏料理を出すお店でした。二代目が、大人数用に出していた大きなおひつの中の鰻丼を、鰻を細かく切ってご飯とまぶして出したのがひつまぶしのはじまりです。
名古屋名物として知られていますが、実は「ひつまぶし」は、あつた蓬莱軒の登録商標だそうです。
神宮店は、連日行列ができるほどの人気のため、できれば開店前に行きたいところ。すぐに入れない場合は来店目安の時間を教えてもらえるので、先に神宮を参拝する手もあります。
ひつまぶしは、そのままで、薬味風味で、お茶漬け風で、と一膳で3つの味わいが楽しめます。あつた蓬莱軒のひつまぶしは、香ばしく焼かれた鰻に、つややかなご飯、旨味のある出汁と、さすがの美味しさ。並んでも食べたい味わいです。
ひつまぶしは3600円。創業当時から継ぎ足されれ140年分の旨味が溶け込んだ秘伝のタレを使用。
あつた蓬莱軒 神宮店
電話番号:052-682-5598
営業時間:11:30〜LO 14:30、16:30〜20:30LO
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮2-10-26
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