★梅まつりでひと足先に、春の気分に!★

1.明朝からやってきた、吉祥のシンボル。
2.見て、飲んで楽しむ、日本三大天神の梅まつり。
3.梅が咲く神社
4.バックナンバー


■明朝からやってきた、吉祥のシンボル。

裸の枝についた小さな花は、桜の華やかさとは大違い。
梅は寒々しい花だと思っていたのが、いつしか、つつましく咲く花が可愛らしく、愛おしく思えてきていませんか?
「松竹梅」にも登場するように、松・竹と並び梅は慶事・吉祥のシンボルになっています。
「松竹梅」は、明朝以降の東洋画の題材を示す「歳寒三友」から転じた言葉。冬に葉や花をつける松竹梅=三友をともに描くことで、逆境にあってもつややかな緑や可憐な花を咲かせる心意気を示しています。
寒さに負けずに花をつけ、春を告げてくれる梅の花。さまざまな経験を積んだからこそ、その美しさを感じられるようになったのかもしれません。



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■見て、飲んで楽しむ、日本三大天神の梅まつり。

学問の神さま菅原道真公が愛した梅の花は、道真公をお祀りする天満宮系神社のシンボルになっています。
京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで日本三大天神とされる山口県防府市の防府天満宮(ほうふてんまんぐう)も16種類1100本の梅の木がある梅の名所。
境内いっぱいに咲く梅の花を、ふくよかな香りとともに楽しむことができます。
毎年、梅まつりが開催され(2014年は2月16日〜3月2日)、露店の出店、甘酒接待、稚児舞などが催されお花見気分を盛り上げてくれます。
ちなみに、1100本分の梅の実は「梅ちぎり」で地元の婦人会や幼稚園生により収穫されます。収穫された実はおよそ800kgにもなるのだとか。
例年の梅まつりでは、境内の梅で作られた梅酒の試飲や梅酒で使われた梅が「出世梅」として無料で配布されています。



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■梅が咲く神社

■茨城・つくば市/筑波山神社・つくばさんじんじゃ(約1000本)
■東京・江東区/亀戸天神社・かめいどてんじんじゃ(約300本)
■東京・文京区/湯島天満宮・ゆしまてんまんぐう(約300本)
■神奈川・鎌倉市/荏柄天神社・えがらてんじんじゃ(約100本)
■静岡・森町/小國神社・おくにじんじゃ(約1000本)
■岐阜・高山市/飛騨天満宮・ひだてんまんぐう(約50本)
■三重・津市/結城神社・ゆうきじんじゃ(しだれ梅ほか約400本)
■京都・京都市右京区/梅宮大社・うめのみやたいしゃ(約550本)
■大阪・藤井寺市/道明寺天満宮・どうみょうじてんまんぐう(約800本)
■香川・綾川町/滝宮天満宮・たきのみやてんまんぐう(約250本)
■福岡・太宰府市/太宰府天満宮・だざいふてんまんぐう(約6000本)
■佐賀・小城市/牛尾神社(1万3000本の梅林)
■鹿児島・薩摩川内市/菅原神社・すがわらじんじゃ(国の天然記念物「藤川天神の臥龍梅」)

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■バックナンバー
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