1.お花見は、いつから始まった?
2.西日本有数の夜景と夜桜がひと晩で楽しめる
3.サクラが咲く神社
4.バックナンバー
■お花見は、いつから始まった?
日本の春に欠かせないサクラのお花見。
空を覆うようなサクラを見なければ、春は始まらない。そんな気持ちになるほど、お花見は日本人に馴染み深い風習になっています。
お花見が最初に書物に登場したのは、平安時代に編纂された『日本後紀』。
嵯峨天皇が812年(弘仁3年)に神泉苑でもよおした「花宴の説」が記録に残る最古のお花見とされています。
鎌倉時代末期に書かれたといわれる吉田兼好の『徒然草』では庶民の花見のようすが描かれているので、徐々に裾野を広げてきたのでしょう。その後、いまの「飲めや歌えや」スタイルのお花見が江戸時代に解禁になり、庶民に広まっていったといわれています。
ちなみに、アメリカのワシントンDCやカナダ、中国などさまざまな国に日本がサクラを贈ったことから、サクラを愛でる風習は世界にも広がりつつあるようです。
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■西日本有数の夜景と夜桜が
ひと晩で楽しめる
今回おすすめしたい花見の名所は、日本三大愛宕といわれる、福岡県福岡市の愛宕神社(あたごじんじゃ)。
標高68mの愛宕山の山頂に広がる境内からは、ヤフードームや福岡タワー、玄界灘を一望。西日本有数の名勝地として知られています。
境内に咲くサクラは2000本。愛宕桜と呼ばれ、幸せを呼ぶサクラとして親しまれています。
とくにおすすめのお花見ポイントは、御神殿前から楼門まで。
アーチ状に枝垂れて、満開の時ならため息をつくほど見事な桜絵巻があらわれます。
開花期間中におこなわれる愛宕桜まつりでは、夜間のライトアップも実施。サクラときらびやかな夜景を一晩で満喫することもできます。火気厳禁、ゴミは持ち帰る、などのマナーを守って楽しみましょう。
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■サクラが咲く神社
■山形・米沢市/上杉神社・うえすぎじんじゃ
■福島・白河市/南湖神社・なんこじんじゃ
■群馬・下仁田町/中之嶽神社・なかのたけじんじゃ
■東京・千代田区/靖国神社・やすくにじんじゃ
■静岡・静岡市葵区/静岡浅間神社・しずおかせんげんじんじゃ
■京都・京都市北区/平野神社・ひらのじんじゃ
■京都・京都市東山区/地主神社・じしゅじんじゃ
■愛媛・西条市/石鎚神社・いしづちじんじゃ
■佐賀・有田町/陶山神社・すえやまじんじゃ
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■バックナンバー
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