★小さい秋見つけた!東北の神社で紅葉さんぽ★

1.【福島・白河市/南湖神社】松平定信公ゆかりの地で紅葉狩り
2.【青森・弘前市/岩木山神社】お岩木さまの雄大な紅葉
3.まだある!東北のモミジ神社
4.どこ行く?紅葉の神社
5.あわせて読みたいバックナンバー


■ 【福島・白河市/南湖神社】松平定信公ゆかりの地で紅葉狩り

松平定信公を祀る南湖神社(なんこじんじゃ)は、紅葉の名所・南湖公園のほとりに鎮座しています。
「寛政の改革」をおこなったことで知られる松平定信公。26歳で白河藩主になったばかりのときにおこった天明の大飢饉では、斬新な政策を打ち出し藩内から一人の餓死者も出さなかったと伝えられています。その後には、南湖を作庭。身分の差にかかわらず利用できるようにしたため日本最古の公園になりました。
藩民に慕われていた定信公を、南湖のそばに南湖神社としてお祀りしたのは大正11年(1922年)。以来、諸願一切成就の神・守国大明神として崇敬を集めています。
南湖公園以外にも作庭をおこなった定信公は、あるがままの自然を活かした造園を好んだそう。
四季折々の自然を楽しめる南湖公園は、例年10月下旬から11月上旬に紅葉の見ごろを迎えます。一周約3kmの園内を散歩しながら、作庭の妙を紅葉とともに楽しんでみてはいかがでしょうか?



御祭神・松平定信公の石像が出迎える南湖神社。

公園内の翠楽苑では、2015年10月26日から11月1日まで紅葉ライトアップがおこなわれています。
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■ 【青森・弘前市/岩木山神社】お岩木さまの雄大な紅葉

古くから「津軽富士」を呼ばれて親しまれてきた岩木山は、本州でもっとも早い紅葉名所のひとつ。
標高1600mを超える山頂付近は9月下旬から色づきはじめ、だんだんと麓へと紅葉が降りてきます。
ふもとに建つ岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、顕國魂神(うつしくにたまのかみ)をはじめとする五柱を岩木山大神(いわきやまおおかみ)として祀り、「お岩木さま」「お山」と親しんで呼ばれてきました。
神社の背後にそびえる岩木山の山頂には奥宮があるので、紅葉狩りがてら登拝してみてもいいかもしれません。岩木山山頂へは、津軽岩木スカイラインで8合目まで約25分、8合目から9合目まではリフトで10分ほど。その先は30~40分で登頂することができます。


岩木山を揺拝する岩木山神社。津軽岩木スカイラインまでは、9kmほどの距離。

色づく山を一望する岩木山のリフト。

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■ まだある!東北のモミジ神社

東北で紅葉を楽しめる神社はまだまだあります。
例えば東北鎮護・陸奥国一之宮として崇敬を集める志波彦神社・鹽竈神社(しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)は、色とりどりの紅葉が楽しめます。約28haの境内には約500種もの植物が繁殖しているため、色づき具合や時期はさまざま。燃えるようなカエデの紅葉と常緑樹のコントラストは息をのむような美しさです。
また、イチョウの紅葉で有名なのが福島県喜多方市の新宮熊野神社(しんぐうくまのじんじゃ)。樹齢600年、高さ30m、幹廻り7.7mという巨木の御神木で、拝殿「長床」との景観は多くの観光客を魅了しています。
新宮熊野神社の紅葉は11月上旬、志波彦神社・鹽竈神社は10月中旬に色づき始め、11月上旬に見ごろを迎えます。


社殿に映える真っ赤なカエデ。造園された境内で風流な紅葉が楽しめる志波彦神社・鹽竈神社。

新宮熊野神社の豪壮な拝殿「長床」は国の重要文化財。秋にはイチョウが一面を黄金に染めます。

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■ どこ行く?紅葉の神社

◆境内をいろどる幻想的なライトアップ
紅葉シーズンに、境内ライトアップを実施。灯籠と木々のライトアップで幻想的な景色を楽しめます。
京都・京都市左京区
貴船神社
きふねじんじゃ



◆風光明媚な青森の小嵐山
神社が建つ中野もみじ山は紅葉の名所。樹齢100年以上のカエデが朱色のトンネルを作り出します。
青森・黒石市
中野神社
なかのじんじゃ


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■あわせて読みたいバックナンバー

vol.121 紅葉の山ビュー満喫 神社で紅葉狩り
vol.97 秋の境内を彩る紅葉ライトアップ
vol.73 のんびりてくてく 紅葉の神社さんぽ
vol.49 一度は訪れたい紅葉の神社
vol.25 紅葉に染まる秋の京都へ。

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■バックナンバー
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