★神前で挙げたい!ハウツー神社結婚式★

1.神社の結婚式は敷居が高い?
2.当日慌てないために、式次第のだいたいの流れを覚えておいて
3.神前式の祝詞は、どんな意味があるの?
4.どこ行く?縁結びの神さまで結婚式
5.その他、結婚式が挙げられる神社
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■神社の結婚式は敷居が高い?

神社で挙式したいけれど「メイクや披露宴はどうなるの?」「友人は出席できない?」と、たくさんの疑問から、尻込みしている人も多いのでは?大きな神社であれば隣接して披露宴会場を持っているところも多く、衣装やメイク、カメラなどの基本的な内容がパックで用意されていることもあります。
また、会場が無くても付近のブライダルプランニング会社を紹介してくれたり、披露宴できるレストランを教えてくれることもあります。挙式したい神社が決まっている場合は、まずは問い合わせてみて、決まっていない場合はプランニング会社などに相談してみるのがよいでしょう。大きな神社でなくても挙式できる場合もあるので新居のそばをお散歩しながら、イメージに合う神社を探してみるのもおすすめです。
問い合わせるときに大切なのは、「友人の出席不可」「洋装・洋髪不可」「衣装は指定業者のみ」などの決まりごとが設けられているかどうか。2人がこだわりたいポイントをリストアップしておきましょう。
ただし、神社での挙式は演出ではなく厳粛な宗教行為、神事にあたります。神社での挙式を体験して「厳かな雰囲気に感動した」「結婚の責任を感じられた」という新郎新婦が数多くいるのはそのためでしょう。
2人のための神事であることを理解して、失礼にならないよう問い合わせてみましょう。



挙式した神社に、初詣などでその後も参拝できるのも神社での挙式の魅力。

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■当日慌てないために、式次第の
だいたいの流れを覚えておいて


「参進(さんしん)」や「祝詞奏上(のりとそうじょう)」など、耳慣れない言葉が多い神前式の式次第。式の流れは、前もって斎主や巫女さんから説明があり、式の最中もきちんと指示を出してくれるので心配不要。全部を覚える必要はありません。
とはいえ、指示を聞き漏らさないことにばかり意識が集中してしまい、式の最中の記憶がほとんどない・・・なんてこともあるようです。
先に大体の流れを把握しておくと安心ですが、その際に儀に込められた意味を理解しておけば覚えやすく、気持ちを込めて式を執り行えそうです。例えば、境内などを神さまが鎮座する本殿に向かって進む「参進」は、家で祝言がおこなわれていた時代の花嫁道中の名残。親族ともども列を成して歩きます。神さまに一歩一歩近づくことを実感しながら、神事にのぞむのにふさわしい気持ちになるのが大切です。
また、「拝殿着座」は神前に向かって新郎が右、新婦が左に座ります。これは神前に向かって右が上座とする慣習に由来しています。「祝詞奏上」は、神さまに結婚の報告を願うとても大切な儀。報告をしてから三三九度でおなじみの「三献の儀(さんこんのぎ)」で盃を交わし、神さまのご加護を受けることになります。そのあとに続く「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」に用いられる玉串とは、紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝のこと。神前に玉串を捧げ、感謝の意と誠の心を捧げます。
報告(祝詞奏上)し加護を賜り(三献の儀)、感謝を捧げる(玉串奉奠)という流れになっているということですね。



固めの盃を交わす三献の儀。

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■神前式の祝詞は、どんな意味があるの?

祝詞は、神さまに祭儀の内容や目的などを奏上する言葉。
定型文を使う場合と、作文する場合があります。
結婚式の場合は、2人の結婚を神さまに報告し、末永く固い契りと家の繁栄を願います。
「恐れ多いことながら神前に祝詞を、(斎主の職名・氏名)が申し上げます」という意味の前文から始まり、新郎新婦の名前と住所、2人が結婚すること、お互いが力を合わせて助け合うことを奏上し、「お酒や海、山の幸を捧げて神さまにお仕えしますので末永い幸せをもたらし家の繁栄をお願いします」と終わるのが一つのパターン。
ちなみに、祝詞の中でよく耳にする「恐み恐みも白す(かしこみかしこみ・もまをす)」は「神様におそれながら謹んで申し上げます」という意味です。
祝詞やお経は、聞いていても意味がわからないと思われがちですが、お経の大半が漢語なのに比べ、祝詞に使われているのは日本の古語である大和詞です。注意して聞けば、なんとなく意味がわかるか所もあるので、耳を澄ましてみてはいかがでしょうか?




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■どこ行く?縁結びの神さまで結婚式

◆樹齢800年。夫婦円満の
御神木夫婦欅が見守る
長野・上田市
生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)

◆末社の夫婦大國社で
良縁祈願
奈良・奈良市
春日大社(かすがたいしゃ)

◆日本を代表する
縁結びの神さま
島根・出雲市
出雲大社(いずもたいしゃ)

◆坂本龍馬・おりょうの
新婚旅行の地
鹿児島・霧島市
霧島神宮(きりしまじんぐう)

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■その他、結婚式が挙げられる神社

■石川・白山市/白山比v神社・しらやまひめじんじゃ
■福井・福井市/足羽神社・あすわじんじゃ
■京都・京都市左京区/平安神宮・へいあんじんぐう
■大阪・大阪市住吉区/住吉大社・すみよしたいしゃ
■兵庫・神戸市中央区/生田神社・いくたじんじゃ
■岡山・倉敷市/阿智神社・あちじんじゃ
■香川・琴平町/金刀比羅宮・ことひらぐう
■山口・宇部市/琴崎八幡宮・ことざきはちまんぐう
■福岡・宗像市/宗像大社・むなかたたいしゃ
■宮崎・宮崎市/青島神社・あおしまじんじゃ

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