★夕涼みに行きたい 灯籠祭り、ライトアップイベント★

1.灯籠を載せて優雅に舞い踊る 〜 大宮神社 山鹿灯籠まつり
2.著名人の書くぼんぼりを眺めながら夜のお散歩 〜 鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭
3.夜に浮かび上がる世界遺産の社殿群 〜 厳島神社
4.どこ行く?灯籠祭り・ライトアップ
5.その他の灯籠祭り・ライトアップ
6バックナンバー



■灯籠を載せて優雅に舞い踊る
 〜 大宮神社 山鹿灯籠まつり


毎年8月15日から16日かけておこなわれる熊本県山鹿市の山鹿灯籠まつりは、大宮神社(おおみやじんじゃ)の例祭。頭上に灯籠をのせた女性たちが優雅に舞う「千人灯籠踊り」の、はかなく幻想的な雰囲気で知られています。
社伝によれば、菊池川に立ちこめた濃霧に進路を阻まれた第十二代景行天皇を迎えるために里人がかかげたたいまつの火が灯籠まつりの起源。室町時代には和紙で作られた灯籠を奉納するようになりました。
“和紙の芸術”と言われる山鹿灯籠は、大宮神社でお祓いを受けた灯籠師たちによる緻密で繊細な技の集大成。踊り手が頭上に載せる金灯籠や神殿造り、座敷造りなどさまざまな様式があります。できあがった灯籠は、15日に街中に展示され、16日午後10時からおこなわれる神事「上がり灯籠」で神前に奉納。その後、本殿の裏にある神苑に移されます。優雅な「千人灯籠踊り」が有名な山鹿灯籠祭りですが、木々のなかでほのかに灯る灯籠の幽玄の世界も見逃せない美しさです。




頭上に灯籠をのせた女性たちによる幻想的な「千人灯籠踊り」。

一見、金属のように見える灯籠は、実はすべて紙製。

山鹿灯籠まつり
毎年8月15日・16日

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■著名人の書くぼんぼりを眺めながら夜のお散歩
 〜 鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭


風流なだけではないお楽しみがあるのが、古都・鎌倉の盛夏の風物詩ともいえる鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の「ぼんぼり祭」。
日没とともに火が入れられるぼんぼりには、鎌倉ゆかりの文化人・著名人が書いた書画約400点が浮かびあがります。
知っている有名人やお気に入りを探しながらそぞろ歩きするのがぼんぼり祭の醍醐味のひとつになっています。
開催期間中、立秋の前日には夏越祭で茅の輪くぐりが、立秋当日には立秋祭を、9日は源実朝公の誕生日であることから実朝祭が執り行われるので、日中から訪れて鎌倉でゆっくり1日過ごすのもよいでしょう。



著名人の作品を探すのが楽しい。

鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭
毎年立秋前日〜9日

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■夜に浮かび上がる世界遺産の社殿群
 〜 厳島神社


日本三景のひとつであり、ユネスコの世界遺産になっている広島県宮島の厳島神社(いつくしまじんじゃ)。海上に浮かぶように建つ社殿は、竜宮城にも例えられる美しさが知られています。
この社殿を、より美しく見せてくれるのが夜間のライトアップ。修学旅行生や観光客でにぎわう日中とは違い、暗く静かな海に朱色の大鳥居や社殿が浮かびあがるようすは幻想的で深海に明かりを放つ竜宮城のようにも見えてきます。
特に満潮時がおすすめで、ライトアップされた大鳥居をくぐるナイトクルージングも運行されています。宮島観光協会のサイトには潮位表が用意されているので訪れる前に日時を確認しておくのがよいでしょう。
太古から島全体が神域とされてきたため、神さまの上に社殿を建てるのは畏れ多いと海上に造営された厳島神社。闇夜に浮かぶ朱色の社殿は、古の聖域の雰囲気を伝えてくれそうです。



夜の海に浮かび上がりる朱色の社殿群。

厳島神社 ライトアップ
年中無休・日没30分後位〜23時
問い合わせ:宮島観光協会
(厳島神社での行事、イベントにより中断する場合あり。宮島観光協会に要問合)

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■どこ行く?灯籠祭り・ライトアップ

◆<湖水祭:7月31日>
花火と提灯が
箱根の夜を彩る
神奈川・箱根町
箱根神社(はこねじんじゃ)

◆<七夕笹飾りライトアップ:7月1日〜8月15日>
ほのかな明かりのもと
七夕を楽しむ
京都・京都市左京区
貴船神社(きふねじんじゃ)

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■その他の灯籠祭り・ライトアップ

■千葉・一宮町/玉前神社・たまさきじんじゃ(月見の宴:8月3日 一宮川燈籠流し:8月16日)
■埼玉・秩父市/秩父神社・ちちぶじんじゃ(川瀬祭:7月19日・20日)
■東京・千代田区/靖国神社・やすくにじんじゃ(みたままつり:7月13日〜16日)
■東京・大田区/穴守稲荷神社・あなもりいなりじんじゃ(献灯祭:8月下旬 金・土曜)
■滋賀・多賀町/多賀大社・たがじんじゃ(万灯祭:8月3日〜5日)
■京都・京都市左京区/車折神社・くるまざきじんじゃ(万灯祭:8月14日〜16日)
■兵庫・西宮市/西宮神社・にしのみやじんじゃ(夏祭 えびす萬燈籠:7月20日)

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