★古都の春を探しに花咲く京都へ。★

1.京都らしい桜観賞 〜 平野神社・平安神宮
2.春の野花、山吹の名所 〜 松尾大社
3.花々に彩られた神苑散歩 〜 梅宮大社
4.どこ行く?花咲く京都の神社
5.その他の花咲く京都の神社
6バックナンバー



■京都らしい桜観賞 〜 平野神社・平安神宮

春といえば、桜。
京都に数ある桜の名所のなかでも、「北野の梅、平野の桜」と呼ばれる平野神社(ひらのじんじゃ)の桜は外せません。生命力を高める神さまの象徴として平安時代から植樹されてきた桜は、50種400本。
3月18日から21日の春彼岸ごろに咲き始める早咲きの枝垂れ桜「魁桜(さきがけさくら)」が特に有名で、平野の魁桜が咲くと京都に桜の季節がやってくると言われているそうです。3月25日からは境内のイベントも花盛り。4月10日までのほぼ毎日、クラシックを中心とした「平野神社桜コンサート」が、そして桜の開花時期を通して昔の夜桜を思わせる控えめの照明も点灯されます。種類が多いため、3月下旬から4月下旬までの約1カ月間にわたりお花見が楽しめるのがうれしいですね。
古都らしい桜をもっと楽しみたいなら、平安神宮(へいあんじんぐう)の神苑にある「八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら)」もおすすめです。濃いピンクの八重の花びらが、しだれ状に咲くので、ため息がでるほど艶やか。開花はソメイヨシノが咲き終わる4月中旬頃なので、平野の桜とお花見のハシゴも可能です。



さまざまな種類の桜が楽しめる平野神社。原木やめずらしい種類もあり、桜の植物園のよう。


古都らしい景観が楽しめる平安神宮のお花見。神苑拝観料は大人600円、小人300円。

△トップへ戻る

■春の野花、山吹の名所 〜 松尾大社

京都駅から電車で40分と街中からちょっぴり離れていますが、4月下旬に京都へ行くなら訪れてほしいのが松尾大社(まつおたいしゃ)。
境内には、この時期に見頃を迎える山吹が3000株も植えられ、新緑とのステキなコラボレーションを見せてくれます。特に境内を流れる一ノ井川は、せせらぎに沿って咲く黄金色の山吹が水面にもキラキラと映り込む、おすすめの観賞ポイント。
4月16日、17日は「ライトアップコンサート」、5月3日は60名のパフォーマーが出演する「草雲会(そううんえ)」があるので、夜の山吹を見がてら訪れてみてもいいでしょう。また、作庭家として熱狂的なファンを持つ重森三玲の遺作であり、近代日本庭園の代表作とされる庭園もあるので庭好きはぜひ見学してみてください。



一ノ井川に沿って咲く山吹。写真を撮りに訪れる人も多いというのも納得の美しさ。


ライトアップコンサート、草雲会とも大人500円、高校生・大学生350円。17時開演。

△トップへ戻る

■花々に彩られた神苑散歩 〜 梅宮大社

たくさんの花を静かに観賞したいと思っていても、春の京都は大混雑。でも、梅宮大社(うめのみやたいしゃ)なら、そんな夢のようなお花見が可能かもしれません。梅宮大社は、先に紹介した松尾大社から桂川を渡って10分少々。花づくしの神社巡りにおすすめです。
松尾大社は山吹一色で自然の野の春を感じる雰囲気ですが、同時期の梅宮大社の神苑は遅咲きの八重桜とツツジ、カキツバタが競演し色とりどり。ふんわり大振りの花をつける八重桜と、人の背丈よりも大きく育ったつつじで2種類の花のトンネルをくぐったら、カキツバタの咲く水辺が現れて・・・と、次々と花が現れる庭園は、楽園のよう。京都の街中よりも人が少なく、ゆっくり観賞できるタイミングが多い穴場のお花見スポットです。
この時期の神苑は、ほかにもさまざまな花が咲き始める季節なので、花探しをしながら散策を楽しんでみてください。



神苑拝観料は大人500円、小人250円。

△トップへ戻る

■どこ行く?花咲く京都の神社

◆<4月下旬〜5月上旬>樹齢130年、樹高2.5mのキリシマツツジが咲く
京都・長岡京市
長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)

◆<4月>4月は地主桜を始め6種の桜の競演月間!
京都・京都市
地主神社(じしゅじんじゃ)

△トップへ戻る

■その他の花咲く京都の神社

■京都・京都市右京区/車折神社・くるまざきじんじゃ(桜)
■京都・京都市右京区/西院春日神社・さいいんかすがじんじゃ(藤)
■京都・京都市伏見区/城南宮・じょうなんぐう(ツツジ、サツキ、藤)

△トップへ戻る
■バックナンバー
これまでの特集記事のバックナンバーはこちらからご覧になる事が出来ます。

←サイトトップへ戻る
△トップへ戻る


Copyright (c)2009
神社.com All Rights Reserved.