Q3. 拍手の正しい打ち方って?
神社で実際に拍手を打つ時には、掌を合わせたとき、右手を左手の第一関節付近まで下げてから
打つようにしましょう。これは神道には、左手を「陽=霊」、右手を「陰=体(身)」とし、あくまで
霊を主体とする考え方があるためです。つまり、右手を少し下げることによって
霊を上位とするのです。
手を打ち鳴らすときは、しっかり掌を張り、大きな動作でパチンパチンと打ちましょう。
拍手を打つのは2度が一般的ですが、神社によっては、独自の回数が定められている所も
あります。たとえば、三重県伊勢市の伊勢神宮。ここでは「八度拝八開手」が
作法となっています。やり方は読んで字のごとし。8回深々と頭を下げた後、8回拍手を打つ
やり方です。また、出雲大社(島根県大社町)や宇佐神宮(大分県宇佐市)では「四拍手」が
作法です。
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