★神社Q&A★

Q2. どうして拍手を打つの?


「拍手」と書いて「かしわで」と読みます。 通常、「拍手を打つ」といわれ、神さまを拝むとき手を打ち鳴らす行為を指しています。 または、開手とも呼ばれます。

「神さまを拝むとき、なぜ手を打ち鳴らすのか?」それは、簡単に言うと、 神さまと出会えたことを喜び、神さまに敬意を表する意味でするのが 「拍手を打つ」という行為だからです。

拍手のルーツは、有名な『魏志』倭人伝に記されています。 同書は正式名を『三国志』書東夷伝倭人条。西晋(中国の王朝名/265〜316年)の 陳寿が記した書物であり、このなかに「(倭人は)貴人に出会うと、手を叩きあわせて敬意を表わす」 とあります。おそらく、貴い存在に対して手を打ち鳴らして敬意を表するという習慣が 古来の日本列島にあって、その習慣が神道に取り入れられたのかもしれません。

ちなみに、神さまへの拝礼の仕方は世界中に沢山ありますが、手を打ち鳴らして拝礼するのは、 日本だけだそうです。


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