★神社Q&A★

Q1. 願い事を絵馬に書くのはどうして?


「合格できますように・・・」「○○君と両思いになれますように・・・」
こうしたお願い事を書いて神社に奉納する小さな板を「絵馬」と呼びます。
それでは、なぜ「絵馬」にお願い事を書くのでしょうか?
古代には、馬は神聖視されていました。やがて、お願い事をするときに生きた馬を神さまに捧げる風習を生むようになります。 しかし、お願いごと事をかなえてほしくても、全ての人が馬を献上できるわけではありません。 したがって、生きた馬に代わるものとして土製や木製の馬形像を献上して諸祈願する風習が生まれました。
神さまに献上しやすくなったといっても、馬形を作ることができない人々も多くいました。こうした人々の間から、 馬の姿を絵に描いて奉納する「絵馬」という祈願方法が生まれたとされています。
現代では、馬の絵を書かない絵馬も沢山ありますが、「絵馬」という名称の中に、古代の馬の神聖視と、生きた馬を献上して諸祈願をした歴史が隠れているのです。


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