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神社参拝の手順


正しい礼拝の作法は?
まずは鳥居の前で一礼を
神社は神聖な領域です。神さまは「不浄」「邪」を嫌います。だから、神社参拝の際には、まず、
自身の心持ちを清らかにしなければいけません。いつわりのない心でこそ、神さまも願いを
聞き届けてくれるのではないでしょうか。

次いで大切なのは、参拝のしきたりを守ることです。しきたりを守って参拝することで、
神さまとの距離はさらに近くなります。さて、正しい神社の参拝の仕方について、
順に見てみましょう。

神社に着いたら、鳥居の前で一礼すること。
鳥居は、神域と人の暮らす俗界を区別するための標識です。神さまへの敬意と、
「これからご領域に足を踏み入れさせていただきます」との気持ちを込めて一礼しましょう。
帽子は必ず取ること。厳寒のときは別だが、できたらコートなども脱ぎましょう。
また、参拝が終わって引き上げる際にも、鳥居を出たところで、神さまへの感謝と
「失礼いたしました」という意味を込めて、社殿の方に向かって一礼するようにしたいものです。
手水舎ですべきこと
鳥居をくぐったら、水が満たされた石の水槽に柄杓(ひしゃく)を置いた設備に
気がつくと思います。これは水飲み場ではありません。手水舎(ちょうずや)と呼ばれます。
神さまはなにより穢(けが)れを嫌うので、ここで手を洗い、口をすすぐことによって
身を清めます。

手は左手、右手の順に洗います。手を洗ったら、右に柄杓を持ち、左手で水を受けて、
口に水を注ぎこんですすぎます。間違っても、柄杓に口をつけて水を含まないようにしましょう。
口をすすぎ終わったらもう一度、左手を洗い清め、そのあと、柄杓の柄を水で清めて
元の場所に戻す。濡れた手はハンカチか懐紙で拭いましょう。

ときどき手を振って水気を払っている人を見ますが、よくありません。
ハンカチなどを前もってバッグ、ポケットなどから取り出しておき、
清めの作業に入るのが望ましいです。


賽銭、鈴、二拝二拍手一拝
身を清めたら拝殿に向いましょう。途中、鳥居があったら忘れずに一礼しましょう。
参道のど真ん中を大股でのし歩くのは厳禁。真ん中は神さまがお通りになるところですから、
端を歩くのがしきたりです。拝殿前に立ったら、お賽銭を賽銭箱に入れましょう。
賽銭は神さまへの貢ぎ物の意味があります。金額の多い少ないは関係ありません。

次は鈴。静かに一回鳴らしてください。鈴は昔から、神さまの出現を報せる呪物として使われて
きました。つまり、拝殿で鈴を鳴らすことにより、人は神さまと直に向き合うことになります。

続いて拝礼。これは二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)が正式なやり方でです。
拝とは頭を深々と下げること。90度くらいまで下げるのがよいでしょう。
拍手とは手を打ち鳴らすこと。つまり、頭を2度下げたあと、手をパチンパチンと打ち鳴らし、
さらに頭を一度下げることになります。お願いごとは、二拍手のあとに合掌したまま
心の中で唱えましょう。願い事は「人類の平和」といったお願いより、
「明日の試験に合格しますように」というように具体的な方が良いでしょう。
お願いごとがすんだら一拝。
このとき「祓いたまえ、清めたまえ、神ながら、守りたまえ、幸いたまえ」という清めの詞を
唱えた方が良いと思われます。なお、神社によっては清めの詞を掲示しているところもあります。
その際には、掲示の詞を唱えましょう。




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